EC療法は3週間に一度の木曜日、4クールの予定で始まった。
EC療法中は副作用のことを考えて、会社は木曜日と金曜日に休みを取り、週末の土日を合わせて4日間休むことにした。
副作用のピークはだいたいこの4日間で、翌週の月曜日から1週間くらいかけてゆっくりと体調は落ち着いてくる。
EC療法を振り返ってみて一言で感想を述べるとすれば、ムカムカするような気持ち悪さ・・・そして打つたびに体力が奪われ、どんどん体が弱っていったということに尽きる。
でも確かにEC療法は辛かったけど、終わってみれば4クールはあっという間だった。
2014.7.4(金)
家に帰ると熱はないのだが、顔に火照りを感じた。
鏡で顔を見ると、まるで「林檎病」のようにほっぺが真っ赤になっていた。
あとは倦怠感やら気持ち悪さで体が動かせず、ソファーに座ると何時間も同じ姿勢を取り続けていた。
動かせないのではなく、動きたくないというべきか。
この4日間はゼリーのような流動的なものしか食べられなかった。
2014.7.5(土)7.6(日)
実はこの週末、乳児院で里親研修の実地体験の予定が前から決まっていた。
この機会を逃すとまた何ヶ月も待たなくてはならない。
妻は以前からこの研修を楽しみにしていたのだが、僕の初めての抗がん剤投与の直後ということで、参加することを半分諦めていた。
僕はこの機会を逃してしまうとどれほど妻が悲しむだろうと思い、どんなに副作用が酷くても絶対に参加しようと、入院中から強く心に決めていた。
この日のことは機会があれば詳しく書きたいと思うが、実地体験と言っても朝から夕方まで子どもたちと一緒に遊ぶ(ふれあう)ことがメインとなる。
しかしこの子どもたちのパワーが凄まじい。
肩車をせがむ、鬼ごっこはさせられる、あっちこっちで僕の取り合いが始まるわで、一時も休ませてくれない。
さすがに午後からばててしまい、子どもたちを妻にまかせて2時間ほど休ませてもらった。
里親にふさわしいかどうかを見られているので、僕の体調不良は絶対に隠さなければならない。
だからあまり休憩を取りすぎると怪しまれてしまうのだが、体力的に限界だった。
この土曜日と日曜日の2日間は、自分で自分を褒めたいくらい頑張った。
二度とやれる自信はない。
EC療法中は副作用のことを考えて、会社は木曜日と金曜日に休みを取り、週末の土日を合わせて4日間休むことにした。
副作用のピークはだいたいこの4日間で、翌週の月曜日から1週間くらいかけてゆっくりと体調は落ち着いてくる。
EC療法を振り返ってみて一言で感想を述べるとすれば、ムカムカするような気持ち悪さ・・・そして打つたびに体力が奪われ、どんどん体が弱っていったということに尽きる。
でも確かにEC療法は辛かったけど、終わってみれば4クールはあっという間だった。
2014.7.4(金)
家に帰ると熱はないのだが、顔に火照りを感じた。
鏡で顔を見ると、まるで「林檎病」のようにほっぺが真っ赤になっていた。
あとは倦怠感やら気持ち悪さで体が動かせず、ソファーに座ると何時間も同じ姿勢を取り続けていた。
動かせないのではなく、動きたくないというべきか。
この4日間はゼリーのような流動的なものしか食べられなかった。
2014.7.5(土)7.6(日)
実はこの週末、乳児院で里親研修の実地体験の予定が前から決まっていた。
この機会を逃すとまた何ヶ月も待たなくてはならない。
妻は以前からこの研修を楽しみにしていたのだが、僕の初めての抗がん剤投与の直後ということで、参加することを半分諦めていた。
僕はこの機会を逃してしまうとどれほど妻が悲しむだろうと思い、どんなに副作用が酷くても絶対に参加しようと、入院中から強く心に決めていた。
この日のことは機会があれば詳しく書きたいと思うが、実地体験と言っても朝から夕方まで子どもたちと一緒に遊ぶ(ふれあう)ことがメインとなる。
しかしこの子どもたちのパワーが凄まじい。
肩車をせがむ、鬼ごっこはさせられる、あっちこっちで僕の取り合いが始まるわで、一時も休ませてくれない。
さすがに午後からばててしまい、子どもたちを妻にまかせて2時間ほど休ませてもらった。
里親にふさわしいかどうかを見られているので、僕の体調不良は絶対に隠さなければならない。
だからあまり休憩を取りすぎると怪しまれてしまうのだが、体力的に限界だった。
この土曜日と日曜日の2日間は、自分で自分を褒めたいくらい頑張った。
二度とやれる自信はない。