「227 再発疑惑(その11)「さらに悪化」」の冒頭でも書いたが、11/1の日に左後頭部に固いこぶ状のものができ、触らなくても痛みを発し、寝るときでも頭に枕がつけられない・・・というようなことを書いた。

その後、しばらくするうちにましになったのか慣れてしまったのかあまり気にならなくなっていたのだが、12月に入った頃からまた同じように固いこぶができて痛みだし、気のせいか前よりも少し右(頭の真後ろ)のほうへずれたような感じがするのだ。

 

前回は1週間ほど前に電車の窓ガラスに後頭部をぶつけた記憶があったので、ひょっとしたらたんこぶかも・・・と思っていたが、さすがにこれはたんこぶじゃないなと思ったので、主治医の診察日ではなかったが急遽大学病院で診てもらうことにした。

 

こんな場合、乳がん患者なら誰しも「脳転移」という言葉が思い浮かぶに違いない。
が、脳転移ならめまいや疲れやすさ、まっすぐ歩けないなどの症状が先に出るとも聞いていたので、脳への転移ではないだろうなとは思っていた。


脳転移以外をネットで調べてみると、
○ 疲れ(ご存じのとおり「激務」が続き、パソコン作業のため同じ姿勢を取り続けることが多く、腰も痛めてしまった。)
○ 脳動脈瘤
○ 脂肪腫
などがあるらしいが、こぶの大きさは3~4センチ程度。
2回も同じ場所にできたということで気味が悪いのと、頭の病気は癌じゃなくてもヤバいと思ったので、血液腫瘍内科で最初に看護師さんに診てもらった後、出張中の教授に連絡を取ってもらい、教授と同じグループの先生に予約をこじあけてもらって診察をしてもらった。

 

自分の患者ではないし、上司の教授にどのように言われたのかは分からないが不機嫌な顔を隠そうともせず、
「こういう場合はまず連絡してください。予約の患者さんを待たせているんですよ。」
といきなりのお説教。
待つのは覚悟の上だったのだが、どうもまだ大学病院の雰囲気というかシステムに馴染めていなくて。。。どうもすいませんでした。

 

先生に診てもらった結果、検査してみないと分からない・・・とのことで、2016.12.13に頭の単純CTを取ってもらうことにした。
ただ触診したところ、この腫瘤は頭がい骨の外側・・・つまり脳外科ではなく皮膚科や形成外科の範疇にあるようだ。

 

しかし、この記事を書いている今、2016.12.12。
腫瘍は急激に小さくなり、痛みも強く押さえないと感じなくなってしまった。
いったいこれはなんだったのだろう。

もう今日の話なので予定どおり被爆しに行ってきますが、癌患者に心配のタネは尽きまじ・・・ですね。