僕が時々見る予知夢のことについては、過去に何度か記事にしてきた。
僕の予知夢はよく当たるので、僕は50歳台の早いうちに死ぬんだと半分覚悟をしているほどだ。
そんな中、最近また気になる夢を見た。
目が覚める寸前の夢でもやっとしていて詳しくは覚えていないのだが、我が主治医である教授先生が「再再発」という言葉を発したことだけは明確に覚えている。
「再再発」・・・僕にとってはいったいどういう意味があるのだろう。
初発から治療によって一旦見えなくなった癌が、再び目に見えるようになることを「再発」と言う。
僕の場合、再発が分かってから1ヶ月に1度CEAを検査しているが、一度も正常値に戻ったことがない。
また画像は2018年2月26日に体幹部の造影CTを撮ったが、縦隔リンパ節の転移癌が小さくなったものの、見えなくなったとまでは言われていない。
ただありがたいことに、現在のところQOLを脅かされるほど病気は進んでいないようで、自覚症状を伴うような増悪はほとんどない。
現在の状態を落ち着いている…と評価すれば、僕が夢で見た「再再発」という言葉は、ここから大きく悪くなることを意味しているのではないだろうか。
「そんなばかな・・・」と言われないために、記録としてここに記しておこう。
マジで僕の予知夢は当たるのだから。
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さて、1か月ぶりの診察日となった。
CEAは7.7(前回8.7)で、横ばいだった。
グラフも更新しておこう。
前回の記事で気にしていたCRPも、今回は正常値内に収まっていた。
診察の度に指摘され続けてきた血圧は、今の薬がよく効いてくれて正常値を更新している。
薬をやめても正常値内に収まるように努力は続けなければいけないが、とりあえず教授先生からこっぴどく叱られるようなことはなくなった。
今年の1月、ある仕事で冷たくて固い床に長時間座り続けていたことがあって、お尻の尾骨を痛めてしまった。
しばらくすれば痛みは引くだろうと思って放置していたが、数か月経つと少しずつ痛みが増してきた。
上等なソファだとそうでもないのだが、パイプ椅子のような固い椅子は最悪で、座っている時もそうだし、特に立ち上がろうとする時は痛みですっと立ち上がれないほどだ。
立っている時は全く痛みを感じないが、膝を曲げて尾骨を体の外側へ突き出した状態でグリグリすると鈍痛が走る。
カロナールを飲むと気持ち楽になるが、このまま放っておいてもよくならない気がしている。
ネットで調べてみると、痛みの場所で言えば坐骨神経痛がヒットする。
しかし僕の場合はピンポイントで痛いのであって、足全体に痛みや痺れが広がっているようなことはなく、少し違うような気がする。
教授先生に相談しても「整形外科に見てもらえば?」と、また冷たくあしらわれるだろうし、自分で整形外科に行くか、それともペインクリニックに行くか・・・と悩んでいたところである。
診察の帰りがけに、いつも診察に同行している妻が教授先生にこのことを話すと、意外にも教授先生は興味を持って話を聞いてくれた。
痛みが一過性のものではなく持続しているというのを聞くと、手をグーにして腰のあたりをドンドンと叩き、「響くかい?痛いかい?」と尋ねる。
飛び上がるほどの痛みはないけど、尾骨をむき出しにした状態でぐりぐりすると痛いことを伝えると、
「多分大丈夫だろうけど、一度検査してみるかい?君には十分検査を受ける資格はあるよ。」
と言うので、お願いすることにした。
骨シンチの検査は、教授先生が僕の主治医となった時の2016年11月11日以来なので、およそ2年弱ぶりになる。
この時は骨への転移は認められなかったのだが、5か月後のCTで、腰椎3か所のメタを指摘されたのである。
前述したように今は自覚症状はないけれど、現在の骨メタの状態を知っておくのもいいかと思って検査を受けることにした。
乳癌の仙骨への骨転移は珍しいものではないが、なんとなく自分的には骨メタではないんじゃないかなぁと思っている。(多分に希望的観測が入っているが。)
加齢によるものか、または癌とは関係のないところで生じている痛みなのか、それとも教授先生が言うように、人間が感じる痛み全てに説明はつかない・・・という痛みなのか。
検査日は8月6日だが、結果は一ヶ月後の次回の診察日にお聞きする予定だ。