キャストではなく、日付優先で抽選した結果、当選したチケットは12/28(土)でした。
2024 年の感想の前に
レ・ミゼラブルは2013年から毎回、妻を巻き込んで見に行くほど大好きな作品です。
私は舞台全般が好きというわけではなく、小学生の頃よりレ・ミゼラブルという作品が好きで、大人になり舞台も観にいくようになりました。普段は同じ年の公演も何度も何度もみたりはしていないです。
いろいろなキャストの舞台を観に行っている人とは、意見や感想が違うかもしれません。
舞台では表現されていない部分も、気持ちとして入ってます。
まずは、振り返りからですが、
2017年に早朝からキャンセル待ちに並び、手に入れたプレビュー公演のS席は、オペラグラスがいらないくらい舞台から近く、表情がしっかりわかる席で特別良かったです。
キャストがこちらです。
ジャン・バルジャン 福井さん
ジャベール 吉原さん
ファンティーヌ 和音さん
エポニーヌ 昆さん
マリウス 海宝さん
コゼット 生田さん
テナルディエ 駒田さん
マダム 森さん
アンジョルラス上原さん
です。
また、2019年B席で観た千秋楽も特別な思い出です。その時のキャストがこちらです。
ジャン・バルジャン 吉原さん
ジャベール 伊礼さん
ファンティーヌ 知念さん
エポニーヌ 昆さん
マリウス 内藤さん
コゼット 生田さん
テナルディエ KENTAROさん
マダム 森さん
アンジョルラス相葉さん
です。
若いメンズの移り変わりは早く、もう見ることはできないのは残念ですよね。
原作ではバルジャン好きな私はマリウスが嫌いなのですが、内藤さん演じたマリウスの、恋バカ(褒め言葉)具合が、とても好きでした。マリウスのアホー。エポちゃんの気持ちー。頭お花畑かー。でも、コゼット可愛すぎるし、気持ちも分かる~。けど、何、浮かれてんだよ。コゼット引っ越すと知って、人生どうでも良くなってるし、助けられた後も、救ったのはバルジャンなのに、テナルディエ来るまで気づかんし、むしろ勘違いしてるし、あー。っていう感じ。
上原さん演じたアンジョルラス。身長が大きく、顔が濃いイケメンというルックスもありますが、想像するアンジョルラス像に合っていて好きでした。バリトン歌手ならではの歌唱力で、その情熱と力強さがアンジョルラスの信じる正義感そして、リーダーとしてのカリスマ性も感じさせてくれました。
森さん、日本でマダムテナルディエといえばの代名詞といっても良いくらい、安定と安心がありますよね。連続で観ても、また連続で森さんかー↓とはならず、期待があり、楽しませてくれます。19年千秋楽でマイクが切れるトラブルも、物ともしない歌唱力と対応力。流石でした。
生田さん演じるコゼット、客引きかー、チケット取りにくくなるよー何て思いもありましたが、コゼット悪くなかったです。マリウスがアホになってしまうのも分かるという部分がありました。歌も上手かったです。もともと、清楚なイメージがある分、その後のエポ、ファンティーヌには合わなそうでしたが、見れてないので、どうだったのか気になるとこですね。ファンティーヌは後で見れることになりました。
昆さんのエポニーヌ、気持ちが込められている。2連続で観て、もう演技ではなく、本物のエポにしか見えない。(本物ってどれよ?というのは置いといて)そもそも、なんでマリウスなんか好きになっちゃったんだよーと思いながら、マリウスってほっとけないんだよなという気持ちもわかり、オン・マイ・オウンは、涙でます。24年ファンティーヌは期待大です。
テナルディエは大嫌いです。舞台では憎めないオヤジですよね。駒田さんもKENTAROさんも、しっかりと憎めない悪者という感じでよ良かったです。笑いが起きるような間の取り方も良かったです。
伊礼さんのジャベール、信じる正義感と威厳が出てました。持ち前のルックスで、かっこいいジャベと、後半の葛藤に悩むジャベ共に良かったです。
バルジャンとジャベを二刀流する吉原さん、どちらも身体サイズがぴったりなのですが、歌の力強さが大好きです。2013年にレミゼ舞台を見はじめた自分にとっては、レミゼといったら吉原さんです。表情の作り方もとても好きです。世界観に引き込んでくれるのは吉原さんが一番だなと思ってます。
さて、前置きはここまでにして2024年は帝国劇場休館前最後ということで、チケット取れるか分からない中、キャストではなく日付優先で抽選しました。
その結果、とれた12月28年ソワレのキャストは
ジャン・バルジャン 飯田さん
ジャベール 伊礼さん
ファンティーヌ 昆さん
エポニーヌ ルミーナさん
マリウス 三浦さん
コゼット 加藤さん
テナルディエ 染谷さん
マダム 樹里さん
アンジョルラス 木内さん
でした。
伊礼さん、加藤さん、樹里さんは連続でしたが、他は初めての配役で新鮮なレミゼでした。
公演中、何回涙したか。やはりレ・ミゼラブルという作品が、大好きだと感じました。
席は1階補助席で結構近くで見ることができました。運よく、前の席の方も小柄で、ストレスなく見ることができました。
少し期間が空いた分、自分が前回の演出を忘れてしまってるのか、演出が変わったのか、どっちか分かりませんが、少し違和感を感じるところはありました。
1つ、セリフっぽいところが増えている。
2つ、その分なのか、他の部分のテンポが速かく感じた。
3つ、「うっ、あっ」といった吐息(感情表現)てきな部分が増えた。
4つ、歌が重なっている部分が聞き取りにくかった。(席の問題かな?キャストの実力?)
5つ、エコー部分の、エコーが強かった。
小さい演出の違いは多くあると思うのですが、自分が気になったのは上記でした。
どうでしょうか。およそ3年半前のことなので、気のせいかもしれません。
1つの公演を何回も観ている人は、しっかりと把握しているかもしれないですね。
舞台に慣れている方は、演出の違いの情報も事前に得てるのかもしれないですが、私は記憶だけなので、気のせいかもしれません。
公演は最高で、演じていただいたキャストには感謝しかない気持ちで一杯ですといった前提のもと、個々の気になった点を記載していきます。
まず、主人公バルジャン演じた飯田さん、感動をありがとうございました。改心してからのバルジャンは聡明かつパワフル、そして優しい心を兼ね備えており、私の理想そのものです。そんなバルジャンを、演じてくださりありがとうございます。
1階の補助席の端の方だったので、席の問題かもしれませんが、ワン・デイ・モアや対決などの、歌が重なる部分が上手く聞き取れなかった部分があり、少し残念なとこもありました。アドリブなのか演出なのか分かりませんが歌ではなく、セリフ調のとこも多かったように感じました。飯田さんの力強さは歌の方が表現できていたのでは?と思いながらも、どちらにしても良いバルジャンでした。
ジャベール伊礼さん、「うっ、あっ」といった吐息で感情を演じるカ所が多かったです。死体からバルジャンを探すシーンは、世界観に引き込まれている中、現実に戻されそうになってしまうくらい「あっ、はっ」と声をもらしており、もう少し抑えたほうが、私好みでした。
バルジャンに生かされたことで、自分の正義(法)が崩れて、もうおかしくなり始めているという演出で、それは、それで良かったと感じる人もいると思いますので、あくまで好みの問題だと思います。
下水道から出てきたバルジャンをすぐ逮捕せず、逃がしてしまった、法に背いた自分を許せない、そんな葛藤こそが、一番ジャベを悩ませた部分だと思っているので、死体探す部分では、まだ少し大げさかなと個人的には感じてしまいました。
染谷さん演じたテナルディエ。染谷さんとても歌が上手でしたが、若すぎる。
アクロバットな演出をしており、40過ぎの宿屋のオヤジではなかったですね。強そうで、今までのテナルディエとは違うタイプを演じてました。それが良いと感じる人必もいると思いますが、低身長で痩せ型のテナルディエのイメージ像とは離れていました。子ザルのようなアクロバットなら良かったかもしれませんが、どっちかもいったらボスザルでした。前回の六角さんは細身でないにしても、ちょこまかした感じとコミカルな感じが舞台のテナルディエっぽくて良かったのですが、そういったテナルディエっぽさを感じられませんでした。
昆さんのファンティーヌ。エポニーヌのイメージが強い昆さんでしたが、歌のうまさと演技力で悲惨なファンティーヌを上手く演じており、良かったです。男に捨てられたファンティーヌはコゼットをテナルディエに預けてしまうことで、さらに悲しい人生を送ることになってしまったファンティーヌ。階級の差によりファンティーヌのように辛い想いをした人たちがたくさんいた時代があったんですね。
夢やぶれてには、自分だけの力では、どうしようもない大きな流れにのまれたファンティーヌの想いが込められていました。まだエポニーヌほどのはまり役とまでいえないですが、これから期待してたくなるファンティーヌでした。
エポニーヌは清水さんの体調不良で、ルミーナさんでした。エポの強く、切なくが表現されており、歌唱力もあり、良かったです。エポは好きな人のため、恋敵との仲を手助けしてしまう優しさがある。相手は幼少期に下に見ていたコゼットだったと。テナルディエというクソが親という惨めな自分も認知していて、マリウスへの恋は一途でいたい自分がいて、どうすることもできない、そんな切なさが伝わってきました。昆さんが抜けたエポニーヌの穴を今後埋めてくれるのではないでしょうか。
マリウスの三浦さん、アンジョルラスの木内さんは今回は印象に残るとこは少なかったんですよね。カフェ内でのじゃれ合いは、なんか前と違っていて可愛いなと感じました。ただ、カフェのシーンとバリケードシーンは誰がどこいった?と分かりにくく感じましたり、演出のせいかもしれませんが、バリケードのシーンでは観客の視線誘導ができていないような気がしました。ストーリー知っていないと、いつエポが撃たれた?みんなが順番に撃たれるシーンもテンポがすごく早く、テンポが良いと感じる人もいるかもしれないけど、自分はストーリー知ってても、早すぎと感じました。
コゼットの加藤さん、前回同様良かったです。演出としてはマリウスが復活した時の衣装はコゼット着なさそうだなー。という印象が強かったですが、前回から変わってますよね?
マダムテナルディエの樹里さんも前回同様良かったです。マダム・テナルディエの特徴である大女ではないですが、歌の力強さで表現されてました。ただ、ムキムキのテナルディエと細身の樹里さんが並ぶと、アンバランスでしたね。
そして、最後のシーンの、亡くなった人の歌に、エコーをかける演出ですが、バルジャンが召される時の、ファンティーヌのエコーと、バルジャンが召されてからのエコーが強すぎて、違和感が強かったです。
バリケードの政府軍の警告もエコーが、強くて聞き取りにくく感じました。
と、今までの観覧で一番気になるとこが多かったのですが、最高の舞台であったことには変わりませんでした。キャスト一人一人、裏方のスタッフにも感謝しかありません。毎年、実施してほしいくらいです。
レミゼ感動の余韻に浸りながら、レミゼトークをしながら夜ご飯を食べて帰り、それでもレミゼ熱が冷めないため、翌日の朝からレミゼのDVDを見てしまいました。
レミゼのおかげで最高の年末を過ごすことができました。
そして、年明けて1月末の公演。
みんな熟練してきているのか、完成度が高くなっていました。席は、前回より遠かったですけど、満足度は高かったです。
キャストは
テナルディエ斎藤さん。コミカル担当として流石です。細かな動きだけで、会場を笑わせるのは、本当に流石です。
ファンティーヌ生田さん。キレイなファンティーヌでした。
ジャベール石井さん。初めは声が高くない?イメージより若いなと感じましたが、後半になるにつれて年を重ねる感じがし、公演中に変わっていくジャベールを作っているのかなと。とても良い演出だと感じました。
繰り返しになりますが、レ・ミゼラブルを作り上げてくださった皆様に感謝しかありません。
昔のように毎年実施を希望します。