PoisoN FragmenT

PoisoN FragmenT

何が変わったかも知らずに
「何も変わらない」と不満を零す。

変わらないものなんかない。

其の髪を頬を唇を
なぞることは赦されないの
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鬱病と対人恐怖症にかかってから、あっという間に3ヵ月。





「死にたい」とは到底思えなかった。



むしろ「死にたい」と思える人が羨ましかった。



究極の逃げ場を持てている人がうらやましくて、自分には持てそうにもない持ち物だった。



私の逃げ場はせいぜい布団のなかくらいなもので、涙を流すくらいのことしかできなかったから。



鬱になったことよりも対人恐怖症のせいで外に出られなかったことの方が何倍も心に来た。




だけど、今なら出られる。




無意味に涙を流す行為も、家の中に籠る行為もやめることができた。




職場にもたくさん迷惑かけて倒れたり、休んだりした。



家族にも心配かけてしまった。



友達と呼べる存在にも会えることはなかった。





でも、踏ん張れたよ。




今でも「死にたい」とは思えない。




だけど、思える人は羨ましいと素直に思う。




きっと、それでいい。正解なんか作らない方がいいだろうから。