病院の仕事というのはなかなか面白い
これまでドラマや映画で医療現場をテーマにしている作品は数多くあれど、現場のリアルを忠実に描写したものはまだ無い。
が、リアルはお茶の間の放送に耐えられないという事実は現場の人も、一般人も恐らく知っている。
闇と知っているが、煌びやかに、ヒーローの存在を求めたくなる
よく分からん世界なのだ
カスハラは大抵、患者の家族である(勿論自覚は無い)
先日来院された際に不適切な行動から警察👮♀️を呼んで連行されているのだが、かといって患者を転院させる訳にはいかないらしい
患者本人が危害を加えた訳ではなく、家族が理由で転院なんて可哀想、人道的に問題だという声があるとか
うちに在籍しているベテランの心理士曰く、
「子供をこのように育ててしまった親に問題があるってどうして誰も考えないのかな??原因は親だよ」とバッサリである
将来そんな事を言われる側にならないようにうちの子を育てていかないと…と1人で焦ってしまった
カスハラ様を対応する時に心がけていることは1つ
そこに感情を使わない事、感情を使っているフリはする事
無駄遣いはしないけど、寄り添っているフリは仕事のうち
とにかくこれを実践しているとカスハラ様に苦手意識は無くなる
(得意になったとも思わないが)
何人も相手にした日は流石にしんどいが、ダメージを喰らわずに周りからの信頼も手っ取り早く得られるので、おすすめです
生きているうちでいいから、医療現場のリアルモニタリングをお茶の間に放送してもらえたら面白いのになぁ…