摩天楼は薔薇色に

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今回も「夜叉」について。

この映画は、キャストも良い。

主人公の漁師、修治を高倉健。

修治の妻、冬子にいしだあゆみ。

都会から来た居酒屋の女将が田中裕子。

その連れがビートたけし。

漁村の友達に田中邦衛。

冬子の母親が乙羽信子。

修治の組長に奈良岡朋子。

冬子の勤めていたレストランの主人に大滝秀治。

みんな芸達者です。


てか、この映画は1985年の映画ですよ。

今では、ビートたけしが映画に出るのは当たり前だけど、当時はひょうきん族、たけし城、元気が出るTVなど、お笑い全盛期。

高倉健がお笑い芸人と共演するなんて考えられない時代です。

後日、オールナイトニッポンでこのキャスティングについて、たけしさん自身がこんなこと語っていました。

「役者なんかダイコンで良い。存在感だけあれば良い。高倉健は存在感が凄い。おれだって役者なんか出来る。でも役者には漫才は出来ないだろ?」

と週刊誌で毒づいたのを健さんが読んで面白いと思ったそうです。
(ちなみに、健さんは田中邦衛さんと漫才の練習をしようとしていたそうです。)



このお互いの負けじ魂があの迫力の映像に繋がっているんだなと納得してしまいます。

本当に凄い!!!


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