先週末、伯母が亡くなり、1週間が経ちました。
生涯独身だったので、喪主は私の母。湯灌に私も立ちあわせてもらいました。
指定難病で、最期は身体の自由がきかなくなり、言葉を発することも難しい状態でした。
入浴もできていなかったと思います。
湯灌の儀。
それはそれは厳かであるだけでなく
「おばちゃん、よかったねー。気持ちいいよねー」と思わず言葉がこぼれる時間でした。
訪問入浴とエステの時間を合わせたような時間とでも言ったらよいのか。
全身をきれいに洗い
髪も丁寧に洗い
顔も優しく洗い
産毛を剃る
それだけでなく
全身を洗う時、立ち会う人に不必要に肌を見せないタオルワーク
お顔を整える時は、フェイシャルエステのホットタオルのタオルワーク
さらにお顔にはパック(乾燥防止のためだそうです)
お気に入りの着物を綺麗に着せていただき
お化粧も綺麗に
それはそれは、見ていても気持ちよい所作で
長い長い闘病の疲れがいっぺんに吹き飛んでしまうかのような。
変な話ですが、伯母がとても本当に気持ちよさそうで。
ゆっくりと優しくて
途切れることのない
流れるような動き
気持ちいいですね
コロナ禍で一切面会ができなかったけど…この時間は、私にとってありがたい時間になりました。
安らかにお眠りください