この小説ブログは、
しばらく休載します。
小説は別のブログへと
移動予定です
主にゆるゆる・gdgd(グダグダ)・ダラダラなラノベ的SF小説などを不定期に掲載しています。
尚、この小説は
キャラの名前及び地名などの関わる設定は、何気にほとんど全てフィクションです。
小説上の誤字・脱字・矛盾は、僕の小説ではデフォ(当たり前)ですので、読む時には、脳内変換や脳内修正でお願いします。
それと、とてもご愛嬌って事で御了承をお願いします・・・
随時校正(修正)を出来るだけガンバっています。
【注】
ストーリーが足踏み状態。や、ストーリーが進んでいない時は、完全に、次のストーリーを考えている次の準備です。
時には、坦々となったり。時には、ねっとりしていたり、意味無くキャラが動いたり、ストーリーから反れたりしますが、
どうぞ、ご了承くださいませw orz
↓↓ 各、小説の初章(藤沢 那由美。三部作) ↓↓
(各タイトルをクリックすれば飛べますぉ(*^▽^*))
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瑞穂は、レミーヌが神剣を勢いよく振り下ろした瞬間に、スパッツの中からケータイ(携帯電話)を取り出し、
キンッ!!
という金属のぶつかる音と共に、瑞穂は両手でケータイを持ち、丸で真剣白羽取りのようにレミーヌの放った剣のを受け止める。
僅か(わずか)一秒にも満たない瑞穂の行動だった。
「わたしを舐めては困るわね!。奴隷のあなたがわたしに抵抗しても、わたしの勝利は見えているのよ!」
レミーヌは受け止められてしまった事で驚きを隠せなかった。
「わ、私(わたくし)の剣をケータイで受け止めたですって!!」
瑞穂は体の体勢を前にし、両腕の力を一旦止め、、、、
突然力をゆるめた同時に、スーッと体勢を横にずらした。
すると、
ずででぇぇーーーーんっ!
とレミーヌはそのまま地面へと倒れていった。
「いったぁぁぁぁい!!」
まともに地面に顔をぶつけたレミーヌは涙目だった。
「ほーーーっほっほっほっほ・・・。あら?何転んでいるのかしら?」
瑞穂は口に手を当てながら笑った。
レミーヌは上目遣いでキッと睨みつけ、剣の刃を地面に突き刺しながら立ち上がると、全身から怒りのオーラが陽炎のように舞い上がった。
「・・・よ、よくも、絶対にキレたわ!」
レミーヌは両手で天華(ユピテル)の神剣(しんけん)を両手で強く握り締めると、カチューシャが光った。
別に瑞穂が時の珠(ときのたま)を持っているような反応した光でなく、緑色の時宝球(じほうきゅう)が光り輝く・・・
「嵐撃波(らんげきは)ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
レミーヌの身体(からだ)じゅうから湧き出る怒りのオーラが、天華(ユピテル)の神剣(しんけん)へと流れ、嵐撃波を神剣から放った・・・
瑞穂は、嵐撃波が向かって来た瞬間、その場から上空高くジャンプした。
「どぉぉりゃぁぁぁぁぁぁ!!」
瑞穂は、そのケータイを素早くヌンチャクに変形させる。
「これぞ、変形形態電話ぁぁぁぁぁ!!」
瑞穂はヌンチャクを回しながら、レミーヌに向かってキックの構えで降下してきた・・・
レミーヌは一瞬の出来事で何がなんだか判らなかったが、瑞穂のヌンチャクを紙一重で避けた(よけた)。
どがががーーーーん!
とヌンチャクが洞窟の入り口横に炸裂する。
「避けられた・・・」
レミーヌは避けたと同時に、瑞穂の鼻に刃を向ける。
「変わったケータイね^^。どこで買ったのかしら?。私(わたくし)にぜひ教えてもらえる?。お・嬢・様^^」
レミーヌはニッコリとしながらも、目の奥では笑ってはいなかった。
瑞穂の頬に冷や汗がタラリッと流れた。自分自身に最大の危機が訪れている事を認めるように、両手を挙げて降参する。
「わ、わかったわよ!。な、直してあげるわよ!奴隷のあなたのあの変な下半身ロボットをわたしが直してあげるわよ!」
「えっ?!直す?」
「ええ。わたしこう見えても修理や改造をするのが大好きなのよ。」
「改造?」
「そう、このケータイも改造して、変形自在の携帯電話内臓の特殊武器なの^^;;」
瑞穂はヌンチャクからケータイに戻す。
「じゃあ、直せるのね・・・」
「え、ええ。こんなのチョチョイのチョイよ^^」
「じゃ、じゃあ、直せるのならお願いするわ・・・」
レミーヌは瑞穂に向けている刃を鼻筋からツツツーーーッと静かに下に降ろして行く・・・
目の前から刃が見えなくなった瞬間、瑞穂は高笑いをする。
「ほっほっほっほっほーーー、奴隷よ!、そんなにわたしに直してほし・・・」
シュヒーーー-ン!!
レミーヌが瑞穂の言葉を遮る(さえぎる)ように神剣を振り下ろす。
振り下ろした瞬間、ストーンッと瑞穂のブラの紐が切れて地面に落ちた・・・
「え゛っ・・・」
瑞穂は、タンクトップの上からブラの有無を触って確認する。
思わず冷や汗が再びタラリッと流れる。
神剣でタンクトップの上からどうやってブラの紐を切ったのは不明だが、とても神業である。
「そうよ。
わたしの名前は
『揺織 瑞穂(ゆらおり みずほ)・・・』
何か文句ある?」
その女性の名前は、揺織 瑞穂(ゆらおり みずほ)。
股間の食い込みの激しいスパッツ姿で、レミーヌを指差しながら言う。
別に、名前がどうだろうが知ったことではない。
でも、確かに何処かで聞いた事のある名前。
レミーヌは思い出そうとしたが、全然まったく思い出せない。
「あれ?以前に何処かで逢っている記憶があるけど、気のせいよね?」
「わたしは、あなたみたいな奴隷に逢ったのは初めてよ!
その訳の判らない、夢見たいな記憶はさっさと、あなたの少量の脳の中の記憶から消去しなさい!」
「・・・た、多分、気のせいよね?。
で?、お嬢様は、どこから来て、どこに行こうとしたんですか?」
とりあえず、丁寧語を交えながら言ってみる。
レミーヌは、瑞穂の上から目線と女王様気分の言葉遣いに多少ピリピリとストレスが溜まってきていた。
顔を引きつらせながら、天華(ユピテル)の神剣(しんけん)を地面から引き抜き、左肩に刃を横にしてゆっくりと乗せる。
「わたしか?。わたしの事をそんなに聞きたいのか奴隷よ!」
いちいち、奴隷、奴隷としつこい瑞穂に対して、ピリピリとした怒りが倍増し始めていたが、
なんとか吹き上がる怒りを抑えて、レミーヌは苦笑いを見せながら瑞穂の話しを聞きに入る。
「わたしは、地球が滅亡してからの、、、未来のスペースコロニーに存在する未来人。
・・・わたしは、タイムマシンを使って過去の地球に降り立とうとした時、次元空間における粒子の嵐に逢い、タイムマシンが故障し、、ここの、この世界に彷徨ってしまった・・・」
「は?。未来人?。スペースコロニー?。タイムマシン?。」
レミーヌは、瑞穂の言葉が理解できずに、頭の上に『?』マークが扇上に何個も並んだ。
「わたしは、未来人よ。
わたしは、未来の宇宙の、太陽系に存在するスペースコロニーの、
デュウ地方。の ディヴィ二ティ(神力衛)シティと呼ばれる、大都会(デパスフィ)。は、
優雅市(リファインシティ)の、宇宙大学(コスモ・ユニバース)の生徒なの・・・
。。。・・・そこで、タイムマシンが開発されて、わたしは過去に来たのに・・・
今、現在は、こんな・・・
こんな訳の判らない有り様に遭遇しているの・・・
奴隷よ・・・、こんな訳の判らない境遇の有り様を、くわしく説明しなさい!」
たまに言葉にチラホラと現れる、
「・・・なの」や「・・・のに」や「・・・の」の女性らしいっぽい、はにかんでいるっぽい言葉。
その瑞穂の言葉を聞き、レミーヌは瑞穂は実は強引にドSキャラを演じているのだと薄々感じる。
「はぁ?・・・何を言っているかは理解は出来ないけど、・・・迷子になっているのは確かね?」
とても瑞穂の言っている事が理解できないレミーヌは、両手を広げてのアメリカンポーズで、ホワイ?ポーズを見せる。
「そ、そうよ。わたしは未来人。数百年後に地球は破滅を迎えて・・・
人類は宇宙のスペースコロニーに・・・」
瑞穂が色々と言っていると、言葉をさえぎり、
「まあ、未来やら、現代やら、過去なんて、
この世界は一緒になっているから、私(わたくし)には判らないけど、
まぁ、とりあえずお互いに将来が不透明よね?。
何か向かう先や、めざす先が一緒見たいなような気がするから、、、あなたも協力してくれる?
お・じょ・う・さ・ま・・・」
と、強烈にも殺気の溢れたオーラを見せつけ、
難しい話しはともかく、レミーヌは剣を肩から下ろし、
チラチラッと瑞穂の目に向かって太陽の光を反射させて光らせながら、
あたかも威嚇するような勢いで、瑞穂を上目遣いで睨みつける。
瑞穂は、レミーヌの剣の反射する眩しさを避けながらもがんばって強がりに入る。
「は・・・はははは・・・奴隷よ、ようやく判ったようね。
わたしは、あなたみたいな奴隷には、付き合いたくはないけど、
しょうがないから、付き合ってあげるわ・・・
ぜひとも、このわたしに感謝しなさいね!!」
「あら、ありがとうお嬢様・・・未来からようこそ^^。
ゆっくりしていってねww^^」
レミーヌは作り笑いで応える。