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ありがとうございます(^^♪
みなさん、こんにちは
昨日は冬至でしたね。
どのように過ごされましたか?
柚子湯に入ったり
南瓜を食べたり
冬至とは
冬至は「陰が極まって陽に転ずる」節目。
ゆず湯やかぼちゃだけでなく、古くは“太陽が生まれ変わる日”として祝われてきました。季節の底に光がひそんでいるようで、どこか希望を感じる日でもあります。
冬至はなにが「特別」な日なのか
• 昼がいちばん短い節目の日
冬至は、一年の中で昼の時間がもっとも短く、夜がもっとも長くなる日です。
翌日から少しずつ日照時間が伸びていくため、「ここを境に太陽の力が戻りはじめる」と考えられてきました。
• 太陽の運行で決まる二十四節気のひとつ
二十四節気の中で、冬至は“冬の底”のような位置づけで、春分・夏至・秋分と並ぶ大きな区切りでもあります。
「太陽の再生日」「生まれ変わる日」と考えられた理由
• 古代の実感:「太陽の力が弱っている」
昔の人にとって、日照時間が極端に短くなる冬至は、太陽の力が弱まり、命の光が消えかけるように感じられる瞬間でした。
ところが冬至を過ぎると、少しずつ昼が長くなるので、「太陽がよみがえる・再生する」と理解されたのです。
• 一年の終わりと始まりの“境界”
生命の躍動が見えなくなる時期であることから、冬至を「一つの周期の終わり」とし、そこから太陽が再び力を取り戻す日=新しい年が生まれ変わる日、ととらえる土俗信仰が世界各地にあります。
日本でも「新しく一年が生まれ変わる日」として冬至を位置づける考え方が紹介されています。
日本神話や「一陽来復」とのつながり
• 天照大神と“闇から光が戻る”イメージ
日本神話の天照大神が天岩戸に隠れて世界が暗闇に包まれ、再び姿を現す神話は、「闇の極まりから光が戻る」という冬至のイメージと重ねて理解されてきました。 D
太陽神への祈りと、実際の天体の動きを重ねて神社が設計されている例もあり、冬至の朝日が特定の社殿の間を通るようになっているところもあります。
• 「一陽来復」という考え方
中国由来の言葉「一陽来復」は、陰が極まったところから陽が戻る=冬至を境に運気も上向いていく、という思想です。
これは日本にも伝わり、冬至を“再生”と“希望の始まり”の象徴として見る心の土台になっています。
いまの暮らしの中での意味
• がんばる日ではなく、“ほっとする日”
昔から冬至は、何かを派手に始める日というより、「いちばん暗いところまで来た。ここからは光が戻る」と静かに確認する日でもあります。
温かい湯豆腐を食べて、ゆっくりお風呂に入り、少し早く休む――それだけで、十分に“太陽の生まれ変わる日”を受けとめている過ごし方だと思います。
• 陰が極まって陽に転ずる、という励まし
冬至の考え方は、季節だけでなく心の状態にも重ねられます。
「今がいちばん暗いなら、ここからは少しずつよくなっていく」という“目に見えない励まし”を、暦が先に教えてくれているようなところがあります。
そんな事を考えながら過ごしたいと思います。
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