リクルートでの成功と違和感

2013年、リクルートに入社。

2年目を過ぎた頃から、私はずっと「ご機嫌に」仕事をしてきた。
 

  • 会社や顧客に貢献すること
  • 自分の“Can”を増やすこと

 

それが仕事の価値だと思っていた。

 

「Mustを行うことでCanが増え、

 Willが醸成される」
 

そう信じていた私は、

できないことにも真正面から向き合い、

努力で乗り越えることを楽しんでいた。
そして、Canが増えるたびに、次第に“得意”と“苦手”がくっきり分かれていった。

 

成果を出せることと、向かないこと

私が成果を出せたのは、こんな領域だ。

  • 顧客との信頼関係構築

  • 課題解決型の提案

  • 顧客課題の解決と営業数字目標達成の両立

  • 現場視点での戦略・戦術設計

 

逆に、苦手だったのは次のような仕事。

  • 売上・コスト・利益計画の策定

  • 事業計画の承認獲得

左脳も右脳もバランスよく使うのは得意。
どちらか一方に偏ると違和感が出た。

20代は「できない → 頑張る → 成長!」

のサイクルが心地よかった。

でも30代になると、
「苦手なこと、ほんとうにやる必要ある?」

と感じ始めていた。

「もう、得意を活かして生きていきたいな。」
そんな思いが、静かに芽生えていた。
 

復職後に感じた“満たされない”違和感

1年半にわたる長男の育休を終え、育休復帰。

看病しながら仕事、仕事部屋がおもちゃまみれに

営業をやり切った感があり、スタッフ職に職種転換を希望した。

営業売上計画策定・営業戦略策定・

営業支援・営業PDCAサイクル設計。
営業にまつわるスタッフ機能を担った。

メンバー・上司に恵まれ、

月間・四半期MVPを受賞できていたが、
心のどこかにいつもモヤモヤがあった。
 



「保育園に預けてまで捻出した、

 この貴重な8時間で──
 私は、本当にこの仕事をしたいのだろうか?」


25歳から書き続けてきた“仕事のWill”は、
「Canを増やして、ライフワークを見つけたい」だった。

 

しかし36歳で気づいた。
Canをいくら増やしても、

ライフワークは“自動的には見つからない”

ということに。


認知科学コーチングとの出会い

もやもやしたまま1年間仕事をした。
育児と仕事と妊娠の3つを同時に進め
あっという間に1年経過。

2025年4月、第2子を出産。



産後1か月後に出会ったのが、

認知科学コーチングだった。

体験セッションで、私はこう話した。

「自分のWillが見つからない。

 人生のゴールが設定できない。
 

 理想を実現するには、

 今のままの私ではいけない気がする。」


「“やらなければいけないこと”

 “他人の期待”──その積み重ねで、

 自分の声が聞こえなくなってしまうんだよ。」

コーチの言葉が響いた。

やりたいこと=他人の期待に応えること 

となっていた。


私は、自分の声を拾う努力をしてこなかった。
Canを増やせば自然と見えてくると思っていた。


育休も時間は無いけど、今回は2回目!
復職したら考える時間を失う!

「まじか!」と思うほどの金額を払い、

コーチング受講を決断した。

※コーチング:(株)ミズカラが提供する<キャリスピ>

 

自分の「欲求」と「能力」を特定するまで

認知科学のコーチングは、
人間の原理原則に基づいて自己理解をし、
現状維持では辿り着くことが出来ない
理想のゴールにたどり着くための力強い手法。

コーチングが始まって最初に向き合ったのは、
「自分を知る」というテーマだった。

シンプルな言葉のようでいて、

これはひとりでは絶対に辿り着けない。

なぜなら、人間の約95%は無意識だから。

「人のことはよくわかる、

 自分のことはわからない」を心から体感する。


今までの自分の行動を

事実ベースで整理する自己理解手法。
そして、整理された私の能力。

「え・・?」

 

戸惑いの理由は、
「これは誰でもやってることなのでは?」

と思ったから。

「それは“あなただからできたこと”なんだよ」


自分が“普通にやっていること”こそ、
実は他の人には“できないこと”なのだと

気づいた瞬間だった。


「やっちゃってた」能力の正体

私が無意識に“やっちゃっていたこと”。
それは、問題解決思考を使った、

目標達成への道筋設計だ。

  • 現状と目標のギャップを明確にする
  • 問題の要因を分析する
  • 解決すべき課題を整理し、実行可能なプランに落とす
  • 相手が動けるように道筋を整える

言われてみたら、

私は昔から自然とこれをやっていた。


たとえば中学の頃。
バレーボール部でスパイカーに憧れていた私は、
なぜ上手くアタックが打てないのか考えた。

「正しい位置でボールを叩けていない」
「高く飛べていない」

原因を2つに分け、

それぞれの練習計画を立てて実行した。


高校時代も、

ピアノの練習でミスする場所を特定。
なぜミスしてしまうのか原因を考えて、
薬指を鍛えるトレーニングを独自で編み出した。

やっていたことは、

“とりあえず頑張る”ではなく、
“課題の特定と構造化”だったのだ。


リクルートでの営業提案もまさにこれだった。

誰もが理解できるように
現状・ゴール・GAPを明記し、
机上の空論ではなく、
顧客が「これならできる」と

思えるプランに落とし込む

論理と感情、数字と現場、

左脳と右脳のバランスを取りながら、
顧客を動かしてきた。


仕事内容と能力がとてつもなく一致していた。
だから私は成果を出せたのだと、

初めて自覚した。
 

人との違いを理解する

この能力の問題点は、
人に対して課題解決を

そのままやってはいけないということ。

「こうすればいいのに」

「やればできるのに」と。

その発言は

“私の能力”が無意識に出ていただけで、
相手の能力とは違っていたのだ。

人の能力は本当に違う。
自分が普通にできることは

人にとっては理解できないことだってある。

この事実を心から理解できたとき、
私はようやく“チームで成果を出す”という意味が腑に落ちた。

 

欲求の発見

そして次は「欲求」だ。
これも思い返せば、

私の中ではずっと一貫していた。


「あなたの提案で救われた」と言われたい。
つまり“介在価値を発揮したい”という欲求が
根底にあった。

 

リクルートの営業はまさにこの欲求を存分に発揮できる場所だった。
欲求も能力も一致した職場。

だから、私10年もここにいたんだ。。
 

仕事に感じたズレの正体

そう思うと、

復職後のモヤモヤにも説明がついた。

  • 営業から営業企画に異動し、顧客反応が見えにくくなった
  • 営業スタイルが汎用的になり、差別化がしにくくなった
  • どこで自分の能力を輝かせるのか、Willがなかった

 

私は「Canを増やす」生き方ではなく、
「自分の能力をどこで輝かせるか」を見つける段階に来ていたのだ。


Will探しの旅

2025年7月。

「私、何がしたいの?」

 と自分に問いかける日々


コーチからは
「真珠子さんの能力は、

 コーチングに向いています」と言われた。

課題解決の能力はどこでも活かせる。
結局どこでやるか、は

私の心の中にあるんだよな。。


でも!!!!!見えない!!!!!!!!!
 

Willが見つからない夜

やりたいことは見つからないけど、
コーチングワークにより

理想の生活は見えつつあった。

「理想を形にするには、

 会社員のままでは限界かもしれない」

そう思って、

女性起業家のセミナーにいくつか参加。
その中でも、SBCという和歌山の猪原有紀子さんのセミナーが響いた。

※SBC:猪原有紀子さん

 


「社会から応援されるビジネスは

①社会課題 ②自分のスキル・原体験 ③ビジネスモデル
この3つの交わるところにあるんですよ。」


原体験が大事なんだ・・・。


「私のコアは営業だった」

Willは原体験から探すんだ!
私の辛かった原体験って何だろう・・。
真っ先に出てきたのが、

「就活100社落ち」の経験

就活のタイミングで
私が受けている

<キャリスピコーチング>あったら
どんなによかっただろう・・・

じゃあ、私が提供しよう!と思い、
キャリスピを運営している

(株)ミズカラが主宰する

JCC(認知科学コーチ養成講座)に申し込んだ。

 


出身大学に戻り、
大学生と会話をした。

そして講座を受けながらコーチングを提供した。



行動することが何よりも重要だ。

やりながら、なんかもやもやが止まらない。

この頃、有紀子さんのところで学びたいと
すでにSBCにも入っていた私は、
有紀子さんに、

「客観的に私は何屋ですか?」と聞いた。

2人の子供ワンオペで有紀子さん相談実施!

「真珠子さんのコアは“営業”ですよね?」


一瞬、心が止まった。
そして、ハッとした。


「私、もう自分の心から売りたいものを、
心から売りたい人にしか売りたくないっていう、わがまま営業なんです。」


と言ったら

「優秀な営業さんはみんなそう言いますよ!」と
有紀子さんは平然としていた。

そうじゃん。
私は、ずっと“営業”だった。

名古屋での原体験を辛すぎて封印していたことに気付いた。

そして「営業」はどこかに雇われないと使い物にならない。
だから、営業を捨てて、コーチングを手に入れようとしていた。

いやいや、「営業じゃん!!!!」

でも認知科学のコーチングの考え・手法は
自分を成長させ、自分の幅を広げるのには最適であり、無駄じゃない。

「組み合わせればいいじゃん!!!!」

誰かの課題を解き、行動を促し、成果に変える
──それが私の生き方そのものだった。


その瞬間、霧が晴れたように感じた。
私がやるべきことは「営業職の人の力になること」だと、自然に腑に落ちた。
 

営業職の力になりたい理由

営業の世界には、常に“頑張っているのに報われない人”がいる。

  • 数字が出ない。
  • 上司に否定される。
  • どこを直せばいいのかわからない。


私も同じだった。

みずほ時代の孤独も、リクルートでの苦しさも、
すべてその気持ちを知っている。


だからこそ思う。
営業の本質はスキルではなく、マインドである。


でも、マインドだけでも成果は出ない。
マインドを整え大事にし、

成果につながる行動を掛け合わせる。
 

営業は「スキル×マインド」。

そして何より、

“自分という人間”をどう活かすか。

認知科学コーチングを学んだ

今だからこそわかる。


人の能力が違うように、

営業スタイルも違っていい。

「自分に合った営業」

 を設計できるようになれば、
 

誰でも“成果を出せる営業”になれる。
 

提供したい価値

ともすれば、やりたくない。

と思われがちな営業。

 

一言で「営業」といっても、
求められる行動はすべて同じではない。

営業という職種自体に能力が

フィットしにくい人もいれば、
能力や欲求が特定の営業行動に

フィットしている人もいる。

私が証券営業は2年半で苦しくなっても、
リクルートでは10年できたように。
営業の行動と自分の能力一致が大切なのだ

どんなに良いものを作っても売れなければ意味がない。
営業はキャリアの最強資産であり、
そこから開ける無限のキャリアステップがある。

大学生にだって、営業キャリアの可能性を伝えよう。

女性として、ママとして、
挫折を沢山経験した私だからできる

営業を頑張りたい人の努力を成果につなげる
スキル×マインドを統合した営業支援プログラムを作ろう。

 

Will探しの結果:新しい北極星

私の北極星は、はっきりとした。

営業職で悩む人の力になること。


そしてもうひとつ、
営業というキャリアを“最強の資産”として再定義すること。


営業を極めることは、人間力を磨くことだ。
だから、営業を諦めてほしくない。
営業を通して成長したい人に、私は伴走したい。
 

創りたい社会

Will探しの途中で自分の価値観も変化していた。
きっかけは、間違いなく出産。

子供たちが大きくなった未来、

どんな世界になっていてほしいか?

子供たちが成長する環境は、

どんな環境がいいか?

大人が挑戦を楽しんでいる姿を子供に見せたい。
そして子供が失敗を恐れず、挑戦するような環境を作りたい。


私が創りたいのは
「挑戦が循環する世界」
 

そのために、私は私の挑戦をする。
失敗も学びに変えて前に進む。
いつもそうしてきたように。



まだまだスタート地点。
顧客伴走型の営業として

圧倒的な自信を持ちながら、
「あなたに会えてよかった」と

言われる人になり、価値を提供する。
 

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vol.1からvol.4まで全て読んだあなたは、
夫より私のことを知っています。w


営業マネージャーとしての挫折や、
認知科学コーチ養成講座JCCでの日々など、

私の失敗・反省・成長の日々は別の機会にしたいと思います。

これからも、
ブログを更新し続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします。


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🌿 上司に否定されて泣いた夜。
「もう一度、自分を信じたい」

 と思ったあなたへ。


営業で成果が出ないのは、

努力が足りないからじゃない。
あなたの“やり方”が、

あなたに合っていないだけ。


みずほ証券・リクルートを経て、
沢山の失敗と挫折を味わった私が

たどり着いた答え。

それは
――営業の本質は

「スキル × マインド × 自己理解」ということ。

 

このブログでは、
・営業で泣いた夜を乗り越える考え方
・成果につながる行動設計の仕方
・自分らしい営業スタイルの見つけ方
を発信しています。


営業を、もっと自分らしく。
営業を、人生を変える力に。