一寸笑閑話

一寸笑閑話

日常のなかの、考えや、思いつきを書き散らしています。

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たいぶご無沙汰しました、
全公開の更新は1年半ぶり…かな。
あれから、いろんなことがあって、私には激動(笑)でした。
書くことから遠ざかっていた間の私は、いろんなことを考える余裕がなかったので、飛ぶような月日を、まさしく飛ぶような勢いで過ごしていました(笑)

上の娘は中学3年になり、真ん中の息子は小学6年、ふたりとも受験です(-_-;)
お姉ちゃんはエスカレーターですが、ちゃんと内部進学テストがあるので、内容的には受験生とほぼ変わりません。…というより、中学受験する息子よりバリバリ頑張っています(;^_^A

私にとって、2度目の中学受験まで、あと1ヶ月になりました。

息子の受験は、お姉ちゃんに比べたら全く緊張感がなく、お姉ちゃんのときみたいに管理をする必要もなく、ただ息子の決めてくるスケジュールに従って動くだけ…。
宿題はもちろん、夏期講習や特別講習、公開模試、購入テキストなど、すべてを息子自身がスケジューリングしていたので、かなり楽だったのは確かです。

息子は小学1年からお世話になってきた Eゼミナールを5年生からS塾に切りえ、よく頑張ってきたと思います。
物心ついたときから お姉ちゃんのオマケみたいに塾に通っている息子の、何よりも楽しみにしていたことが、「お弁当」でした(笑)。
Eゼミナールは5年生からお弁当持参になるのですが、転塾先のS塾、お弁当タイムはありません。夕方4時過ぎからの授業前確認テストから、終了の9時まで、ノンストップです。休み時間はなく、行きたいときにトイレに立つだけ。最初は かなり心配しましたが、誰も弱音を吐いたりしないそうです。課題を忘れる子も、サボる子も、ひとりもいないといいますから、内心、親の私が驚くばかりでした。

「ぼくの…おいらの唯一の楽しみが!!(  ;∀;)」

…と、息子はお弁当タイムに未練たらたらで、ただそれだけのために「出戻りしたい」、とわめいていました(笑)。

そこから2年が経ちました。

S塾のいちばん上のクラスになんとか居座り、なぜか先生方にも可愛がっていただきました。息子だけ、授業単元によってクラスを移動するという、珍しい措置をとってて下さり、かなり目をかけていただいたぶん、誰よりも楽しく通塾したのではないかと思います。

残る小学1年生の末娘は、これまた「我が道をゆく」的な娘で、勉強が大嫌い…というより、宿題が大嫌いな子です(T_T)。
上の二人を見てきたせいか、要領と逃げ口上だけは、3人のなかでピカイチ(*_*;…お手上げ状態です…。

ただ、記憶力がいちばんいいのが末で、勉強以外については、なんでもよく覚えています(苦笑)。
上のふたりが、「さっちゃん(娘)は、受験できないんじゃないの???」と心配するほど、課題をやりたがりません。

十人十色、とは よく言ったもので、我が家の子どもたちも3人3様、みんな違います。

なぜか、よく いろんな人に「いつどうやって 勉強させてるの?」と聞かれます。
そして決まって答えるのですが、私の育て方は、かなり特殊で、「スイッチが入ってるときにやる」です。

よくあちこちで耳にする登校前に公文プリントをやるだとか、夕飯前にやるだとか、1日のタイムスケジュール的な育て方をしてきませんでした。
本来なら、キッチリ決めてすすめたほうがいい、と解ってますが、我が家の場合は、それを採り入れると、生活が乱れます…。
ですから、子どもの「やる気スイッチ」がはいったときに、私の都合をぜんぶ子どもに合わせ、一気にやります。
やる気スイッチが入ってると、集中力が ぜんぜん違いますから、いくらでもすすめることができます。そして、そういうときの内容は、必ず覚えてますから、効率がよいのです。気が向かないときに鉛筆もたせてもすすまないばかりか、雰囲気もよくなあですし。…何より、こちらもあまりイライラせずに済みますしね(笑)。
主人はもちろん、周囲からガタガタ生活といわれながらも、二人目の受験まで、まあ なんとか乗りきることができました。


…先日、たまたま見ていたテレビで、長渕剛さんが『乾杯』を熱唱していました。

それを聴きながら、いままでのことが走馬灯みたいに頭に浮かんできて、すごく胸にしみて、思わず涙しました。
夢中で頑張ってきたぶん、必ず何かの形で報われることがあるのだと、また、毎日がとても充実していることに深く感謝せずにいられませんでした。

「おはよう」ではじまり、「お疲れさま、また明日ね」で終わる日常に、助けられてきた1年半でした。
挨拶の言葉は、生活のスイッチであり、感情スイッチでもあります。
ときどき、ミュートなときもあるけど、声かけは、ないよりあるほうがいい。

きっと、世界の誰もがそうやって同じように考えるのか、「あいさつ語」と呼ばれるものは、世界に約60言語。世界の言語数が7000弱だといいますから、ほんとに少ないです。そのうち、「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」は、たいていの国でもありますが、「いってきます」「いってらっしゃい」「いただきます」「ごちそうさま」は、相当する外国語がないのです。

小さな小さな島国ではあるけれど、そういう素敵な言葉を産み出してきた日本が好きです。
見たくないところもたくさんあるけど、やっぱり 「いいなあ」って思うのは、欲目かな(笑)

いつも一緒にいてくれる人に、ありがとう。
元気でいてくれるみんなに、ありがとう。
私を想って怒ってくれる人に、ありがとう。
私の支えになってくれてるみんなに、ありがとう。

拙いブログを読んでくれたあなたに、ありがとう。


私は、元気ですよ(^ー^)ノ
年末も近いです、みなさんの明日が晴れますように。

また、お便りしますね🎵