静岡は今日も平和です。
ところで最近DSのドラクエ7に一日の大半を費やしています。
(つまりまた冒険に出ているわけです♡)
いやー、世界は平和ですね!笑
東京に帰ったらちゃんと働きたいと思いますよ!
ええ、そうしましょ!
***
ボリビア・ラパスの標高は3660m!
全開のポトシよりは標高が下がっているとはいえ、
富士山と同じくらいの標高なので、
やっぱり高い。
そして南米は夏だったはずなのに!
標高高くて夏らしさゼロ。泣
シャワーの後とか普通に寒かったですもん。
夏でこれだけ寒いんだから冬は大変だろうな。うむ。
このところウユニ、ポトシ、ラパス。
富士山と同じくらいの標高、または富士山より高い標高で過ごしていた私。
でも全然高山病にならなかったんですよ!
体がうまーく高知順応できたんでしょうね!!!
わーーーーい!!!
というわけで。
調子に乗って、大好きな登山へ!!
今回のターゲットは、
ワイナポトシ:標高6088m!!
かつて植村直己が登頂し下山中に遭難したマッキンリーは6194m。
憧れの植村直己が最後に見た6000m台の景色を私も
味わってみたい!!
そう思ったんです。山ガール的には。ええ。
とはいっても!
マッキンリーが標高80mから登山するのに対し、
ワイナポトシはベースキャンプがある4700mまで車でいけるんですね!
なので難易度は桁外れにちがうのですが!
とにかく行ってみたかったんですね(*´∀`*)
そんなこんなでラパスの旅行会社でワイナポトシ登山を申し込み。
そして同じ宿だったあつしくん、まさや先輩を誘い(結構強引!笑)
レッツゴー!
初日は午前中に
車でラパス(3660m)からベースキャンプ(4700m)まで車で移動!
ベースキャンプで昼食をとったあと、
ハイキャンプまで3時間くらい岩場を登ります!
この日の天気予報は晴れだったのに、
雨がしとしと。
時折雪もちらちら。泣
もうへとへと。
寒いし(´;ω;`)
たまたま同じ日に申し込んでた淳平くんとあつしくん、先輩と!
雨で体中冷えながらもハイキャンプ到着!
ハイキャンプで5130mですよ!
ハイキャンプ到着後は
しばし休憩!
ご飯食べたりお茶飲んだり。
その後、仮眠をとり、夜中の1時からアタック開始です!
ガイドさんから説明を受け、
全身ゴアテックス冬山装備&ライト、ヘルメット、プラスチックブーツ装着、
最後にガイドさんとハーネスで命綱を結びます!
クレバスも多いらしく、
頑丈に。
アイゼンとピッケルは手持ちで持っていきます!
お水も忘れずにね♡
ちなみにガイド1人につきクライマー2人まで。
片方がリタイアだったらもう片方も下山しなくてはなりません。
私は登るの遅いので、
ガイド1人に私1人にしてもらいました!(追加料金はらって!)
そんなこんなで出発。
といざドアを出ると。
吹雪!!!!!
(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
視界不良。。。。
本当に行くんですか。
こんな吹雪の中。。。泣
天気予報のばかー!!!
って心の中で思ったけど。
でもマリオ(私のガイド)が
バモス!!
って何度も言うから、ついていきました。
バモスはレッツゴーの意味ですよ♡
そうね、バモ・・・・ス・・・・・・・・・・゚(゚´Д`゚)゚って感じだったけど!
全然見えないし、雪が降ってて新雪の上を歩くので疲れる。
でもこんな本格的な雪山登山は初めてで、
雪の上を歩く、雪が軋む音、感触がすごく不思議で、
なんだか雪山って改めて良いなぁって思ったんです。
私はどっちかっていうと、登山よりトレッキングの方が好きで、
雪山を見ながら下を歩いているのが好きなんだけど、
やっぱり来ると良いなぁって思います。
登山漫画【岳】で、登った山はもっと好きになる、みたいなフレーズがあったと思うんだけど、
そんな感じ。
どうしてこんなに辛いのに、
こんなに惹かれてしまうんだろう。
どうしてこんなに苦しいのに、
何度も来てしまうんだろうって。
山に惹かれ、何度も山に登る人の気持ちが本当によくわかります。
結局何人かリタイアしていって、
私はマイペースに最後尾を歩いていたんだけど、
5600mくらい地点で10mくらいある壁があるんですね。
クライミングして登るのですが。
その壁の下にたどり着いたとき、
実は私はもうヘトヘトだったんです。
マリオはまみのペースはギリギリだからタイムリミットに間に合わないかもしれない、
だから途中で引き返すことになるかもだけどOK?
と何度も聞かれました。
そして早く歩けと私の命綱をグイグイ引っ張るからちょっぴり喧嘩。
そんなに早く歩けなっつーーーーの!!!
私、短気なんでしょうね。ええ。
エベレストでもガイドさんと喧嘩してましたもんね。
しばらく壁の前で考える。
するとその時、同じく壁の下にいたドイツ人の女の子が、
「私は帰るわー!みんなヘトヘトだし、
この壁登ったらおりるの大変そうだしね!」
と。
彼女は彼氏と一緒にきたのですが彼氏は早い時点でリタイア。
他のグループに混ぜてもらって登ってたんです。
でも彼女以外の2人の男子がヘトヘト。
彼女はまだ平気そうだったけど、
ひとり帰るならグループみんな下山が掟の山。
彼女は頂上にこだわることもなく、
さっそうと、笑顔で帰って行きました。
なんだかそれを見ていたら、
あ、私もかえろー!!って即決。
結局山小屋で彼女に欧米人はTOPにこだわらない的なことを言われました。
まあ人それぞれだと思うけど、
私も頂上ばかりこだわらず、楽しんで登山できたらなと、
このドイツ人の彼女の御蔭で思えたのでした(*´∀`*)
つまり、私は途中で引き返してきたんだけど、
結局もう少し登った他の人に聞いたら、
雪で道がなくなっていて、途中で全員下山になったんだとか。
夜があけてからのハイキャンプからの眺め。
やっぱり雪山はかっこいい!!!
一生、山に登りたい。
TOPにこだわらなくても、
私らしく山と付き合っていきたいなぁと思います。
一緒に登った戦友たちと。
みんなおつかれさまー!
まさや先輩写真さんくすです(*´∀`*)