“抑えられない怒り

よく引き起こすようになったのは結婚後。


それは結婚生活の上で

価値観の擦り合わせ方を拗らせたのか、

海外生活で余裕がなかったのか、

ただ怒りの沸点が低いのか、

はたまたPMDD持ち合わせているのか、

パーソナリティ障害なのか判断しかねる。


夫とは噛み合わないところがあって、

だいたいは最初からその部分に

怒っていることは確かなこと。


うまく怒りをコントロールできたなら

夫に対する怒りが生理後は小さく済んで

生理前は大きくなるってだけの話だったりする。


その強い怒りが暴言暴力、

破壊行為、離婚危機に及ぶから

話が複雑になっている。


夫は穏やかで怒らないけど、

頑固で決めたことを譲らない性格。

無駄に賢い分、否定的なところがある。


アスペルガー気質で、相手の気持ちを

読み測れずに共感性ゼロな反応が

私の怒りをさらに悪化させてく。


意見を伝えるだけでは、

通じないからだんだんと暴言暴力で

抵抗し始めるようになったとも言えるし、

それが出来るほどの信頼関係だから

素直に表現してるとも言える。


同時に自分の想いを

うまく言葉にすることが

できなかったことも

暴言暴力の大きな要因。


本音を口に出せなかった

心のブロックもあったし、

怒りの原因がどこにあるのか

自分自身でもわからなかった。


未熟がゆえ遠回りしながらも

小さなことから大きなことまで

窮屈に感じたひとつひとつを

3年くらいかけて話し合い、

時に怒り狂いながらも、

理解し合い、やっと自由さを

感じられるようになった。


お互いにこの問題が改善すれば

すべて良くなると思っていた。


だから、夫は別人レベルまで

行動を変えて示してくれたし、

私も自己理解に努めてきた。


今できることは、

すべて協力してもらい

満足できるところまできたし、

お互いの方向性も

理解し合えるようになった。



いろんな悩みを抱えながらも

挑戦しては乗り越えてを繰り返して

日常は前よりうまく回ってるのが事実。


私は夫と息子と過ごしたいし

いまの自由な生活が好き。


だから、怒りのコントロールをしたい。

もっと適切な距離感で付き合いたい。



定期的に訪れる爆発的な怒りと

ネガティブな思考に襲われて

一瞬ですべてが崩れかける。


そのことにお互いギブアップして

離婚危機に陥るようになったのが

今年の始まりから。


主に気分の波が激しさ、怒りの問題から、

境界性パーソナリティ障害なんじゃないか

と夫からの相談があったが約1ヶ月前。


もともと深めてきた自己理解を

開示することで問題が整理されて

やっと二人が腑に落ちる形でやっと

PMDDの診察を受ける準備ができた。



対人関係の不安定さから生きづらさ

毒親育ちから引きずる精神不安

容姿、能力に対するコンプレックス

隠し続けていることへの過去の精算

拭いきれてない自己肯定感の低さ


抱えてる問題はキリがないほどある。


だけど、やっとわかったことは

怒りの根源が自分にあるとしても

“抑えられない怒り”になるまでには

自分ではコントロールできない

相手の在り方であったり、

ホルモンや身体のリズムであったり、

環境が合わないなどの外的要因が

確かに存在してるということ。


合わないものから逃げるのではなく

その現実にどう折り合いをつけていくのか

ここからゆっくり向き合っていこうと思う。