こんにちは!《mami.craft》です
レッドやグリーンといったカラーを使いがちなクリスマスカードですが、
極力それらの色づかいを抑えたカードを作りました
ノスタルジックなボーブル(球状のオーナメント)をメインとしたクリスマスカード
一つ一つ、手作業で絵付けをしたようなデザインにしました
このカードには2つこだわりがあって
その一つが背景
ペーパーの丁度枝葉の部分あたりを
まず同色インクで染めて事前に濃淡をつけています
それから枝葉模様のドライエンボス加工で凸凹にし、
その上からクラフト用ワックスでゴールドに着色
最後にカリグラフィーに使うホワイトインクをランダムに散らしています
もう一つのこだわりはボーブル
もともと陰影の細かさが美しいひいらぎのスタンプですが、
より陰影を出したいので一度インクを薄くしてスタンプしてみたり、
グリーンやレッドも少しくすみがあるカラーを選んだり…
手書き感を出すために、赤い実のおしりにはカリグラフィーで使うゴールドインクを
実ひとつひとつにぽちぽちと描いていったり…
ボーブルが真っ白だと作品内で浮いてしまうので、
茶系インクでうっすらと汚して背景と馴染ませました
フレーズ「A VERY MERRY Christmas」はスタンプしたのち、
ゴールドでヒートエンボス加工をしたので
触ると凸凹、光にかざすときらきら
別のカラーでも作ってみました
ブルー系とレッド系の2色展開です
2つの違いは背景とボーブルのリボンの色だけですが、
それでも印象ががらりと変わります
リボンはブルー系のカードはネイビー、
レッド系のこちらはブラウンを使用
このカードの中で一番神経を使ったのは、
ボーブルを吊るしているブラックの紐
まっすぐ垂直に張らないと違和感があるので
カードには垂直に、
他のボーブルの紐に対しては平行に、
を一番気をつけました
ところでボーブル、
もともとはアダムとイブがエデンで食べてしまった知恵の樹の実がモチーフなんだとか
欧米ではその実はリンゴ、というイメージが定着しているので
クリスマスツリーにはリンゴを飾るようになったそう
そのリンゴを簡略化したのが球状のボーブルなんだそうです
ツリーやリースに姫リンゴを飾っているものがありますが、
起源はそこからだったのですね
もうクリスマスまであと2週間ほど
どのように過ごそうか、そろそろ決めなければ
(特にケーキ)
今年はクリスマスが平日なので、悩みますね
ノスタルジックなボーブルのクリスマスカードは、
オンラインショップ(minne)にてお取り扱いしています