こんにちは!《mami.craft》です
ペーパー以外の素材に書くカリグラフィーの練習
【異素材シリーズ】第2弾‼︎
今回は「木材-vol.2」です
前回、木材の「天然木」に練習してみました
「天然木」に練習した様子はこちら
実はセリアで、このような木のハロウィンモチーフも見つけました🎃
モチーフはジャックオランタンとゴーストの2種類
前回のものと比べてかなり小さく薄いパーツです
ハンドモデルは次男再び
そして、よく見ていただきたいのは表面
明らかに繊維が縦に走っていて、
ニブ(ペン先)がとても引っ掛かりそう
おまけにインクも滲みそう…
実際に書いてみました🖋️
条件は
Nib: Tachikawa G
Ink: Dr. Ph. Martin’s Bombay Ink White
ご覧ください…
「Boo!」と書いてみました
上のかぼちゃは左上に、
下のかぼちゃは右下に書いたのですが
インクがとても滲んでいるのがわかりますか?
インクが染み込んで、パーツの表面と一体化してしまっているような…
では、こういう木材には書けないんでしょうか…??
と、いうことで…
身近に手に入るもので、書けるかどうかの実験をしてみました
表面の凸凹を無くせば書けるんじゃないか、と考え
コーティングできるものをいくつか試しました
手順としては、
①塗って乾かし
②書いてみる
です
🧪実験No.1「トップコート」
圧倒的塗りやすさ(はけ、液体のとろみ加減、塗り広げやすさ、塗り跡のなさ)
特別な道具が不要
まあまあなめらかな木材に書いているような書き心地
インク滲みなく、ラインもはっきりくっきり出る
乾かした後、ネイルのようにツヤツヤコーティングされなかったので、見た目、手触りともに木材らしさが残った
塗っている時の匂いが強い
内容量に比べて、塗る面積が広かったり数が多いとすぐ無くなる(経済的に…)
🧪実験No.2「デコパージュ専用液(オールマイティ)」
別途ハケが必要
塗ったところにだけ液体が付くので、全面を均一にハケで塗る必要がある
塗り跡が残らないようにハケを動かす工夫が必要
大容量で経済的
書き心地はトップコートと違いがわからなかったが、書いた文字を見ると、少しインクが木材の表面に馴染んでいる気がする
🧪実験No.3「デコパージュ仕上げ液」
別途ハケが必要
塗ったところにだけ液体が付くので、全面を均一にハケで塗る必要がある
塗り跡が残らないようにハケを動かす工夫が必要
大容量で経済的
書き心地は、何も塗っていないものに比べたら多少マシという程度で、書いた文字は繊維に沿って滲みがち
というような結果になりました‼︎
なので、個人的には今のところ
「トップコート」が使い勝手が良さそうかな、と思いました
何回も実験したわけではないので、
もしかしたらデコパージュ液も適しているかもしれませんが…
また、レジンも考えたのですが、
特別な道具(UVランプ)が必要なのと、
明らかにツヤツヤコーティングになりそうかな、と思ったので
今回の実験では除外しました
ある時先生が
「書くために
素材に書きやすさを寄せるのか、
それともその作品をどう表現したいかに重きを置くのか、
自分の中で折り合いを付けることも重要」
と仰っていました
その時は、ふーんそうなのかーと思ったくらいなのですが、
今ならなるほどー!!と思えます
練習するにつれて、少し意識や捉え方も、変わったのかな、と思います
引き続き、練習に励みます
※他にも色々なプロフェッショナルの方が独自の方法で、書きやすさ、など工夫されていると思います
こういう方法をやっている人もいるんだな〜くらいに捉えていただけたら幸いです
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