津村記久子さんの
「この世にたやすい仕事はない」
を、読みました。
ストレスに耐えかね、14年続けた仕事を辞めた主人公が、職安で紹介された「ちょっと変な仕事」を
転々とする話でした。
主人公の私は、どの仕事も、
頼まれた事だけではなく、
周りの期待以上の頑張りを見せていました。
バスのアナウンスの仕事のお話が
面白かったです。
1度は廃線になりかけたバス(アホウドリ号)にアナウンス広告を出したい店や会社を募り、アナウンスを作る仕事でした。
初めての週末、
私は、自分の住んでいる街を走るそのバスに乗ってみます。
アナウンスを聞きながら、こんなところにこんな店があったのかと、ビックリします。なぜ気づかなかったのだろう。普段、建物の上の方までは見ないしなぁ。
アナウンスは、今日出来たばかりのお店だったりしました。
ある日、魔がさした私は、
ひとつのアナウンスを消してみます。
すると、そのお店が
ふじこさんおしょうゆ
というおかきの袋の裏の
「ふじこさんおだやかアドバイス」
という言葉を考える仕事のお話も
面白かったです。
同僚の人たちや、関わった街の人たちのちょっとした悩み事や、愚痴も、共感出来て、
そんな人いそう。
と、思いました。
朝、仕事に出かける人の
背中を、ちょっと押してくれる
お話でした。
話は変わりますが、
今日、
偶然、
詩集を出版する事が決まった
という女の人に
会いました。
ビックリです。
思いきって行動したら、
チャンスを、掴んだそうです。
凄い❗️
良かったね✨
何かの縁だね🎵
応援しています❣️
汐田文香さんです。