きっとひと時の
すれ違いだと
感じていた
交差しても
いずれは
遠ざかってゆく
「心の距離」
平行線なら
ずっと
寄り添っていられるのに
見つめることすら
許されないなら
いっそ
『存在の消滅』を願って
BGM:<Rain>「大江千里」<1234>より
もどかしさに
心乱れても
あなただけは
いつも冷静で
くやしいくらいに
この鼓動が
あなただけを求めて
刻み続ける
・・・この「想い」を
『知ってほしくて』
BGM:<渚橋>「大江千里」<SENRI HAPPY>より
帰宅を急ぐ人々とすれ違いながら
ゆっくりとした歩調で二人は歩いていた。
太陽はその姿を隠そうと、足早に西の空を蒼く染め上げてゆく。
頬を撫でる風が少し冷たい。
新しい季節の到来は、静かに告げられていた。
不意に「夏の記憶」が甦る。
「頻繁には連絡出来ないかもしれないけど、
出来る限り時間は作るから。」
数日間の地方出張を告げられた直後の一言。
特別な約束もない私達だったのに、
そう言ってくれた彼の心遣いが何よりも嬉しかった。
「うん。でも、無理はしないでね。
大人しく待ってますからご安心を。」
悪戯っぽく笑いながら返事をしてみる。
彼の存在はいつの間にか「特別な人」になっていた。
逢えない日々を想像するだけで、冷静さを失ってしまう程に。
「・・・安心出来ないから連絡するんだって。」
私が見せたわずかな動揺に、彼は気付いていたのかもしれない。
次の言葉を失った瞬間、二人を取り巻く空気がその色を変えた。
真新しい煉瓦色のジャケットと彼の大きな手には、優しい温もり。
繋いだ指先に想いを込めてみる。
逆光のせいでよく見えないけれど、きっと彼は笑っている。
『私の大好きな笑顔で』
BGM:<有罪>「THE BOOM」<Singles+>より
確かな存在を感じて
ふと目が覚める
午前2:00
強い想いに
きっと
「呼ばれて」
重なる偶然を
「必然」と感じてしまう
あなたに
触れたくて
この宵闇を
彷徨い続ける
出逢いの奇跡を
・・・『待ち続けて』
BGM:<marmalade>「Gackt」<Rebirth>より
叶わなくても
追い続ける
「理想」
あなたの隣で
朝日を浴びて・・・
真っ直ぐな眼差しで
目覚めたばかりの
あなたに
少し照れながら
・・・「Kiss」
繰り返す
『夢の続き』
BGM:<KISS OF LIFE>「平井堅」<gaining through losing>より
ふと言葉が途切れた瞬間
あなたに
強く焦がれてしまう
もっと
もっと
・・・近づいて
吐息を感じるくらい
・・・傍にいて・・・
密かな願いに
『心は揺れて』
BGM:<affair>「平井堅」<THE CHANGING SAME>より