働く女性のためのライフ・ファシリテーター
Mami Grace(マミ グレイス)です。
ブログにお越しいただき、
ありがとうございます。
9月~10月頃、
全ての地方自治体では、
決算議会が開かれています。
決算議会とは、
昨年度の収支や、
主要な施策の成果を報告し、
承認をいただく議会です。
この4月に管理職になられた方は、
初めての決算に、
何を聞かれるのかしら??と、
ハラハラ、ドキドキされていることでしょう。
議会で質問されるということは、
多くの場合、
「問題」や「指摘」。
難しい「要望」もありますし、
時には「糾弾」に発展したりします。
リアルタイムで答弁せざるを得ない、
管理職にとっては、
質問が何もないのがベスト!
という姿勢になりがちです。
でも、
本来はそうではありませんね。
議員は市民の代表ですから、
行政職員の気づかない、
市民の声や市民の目線をお持ちです。
それは、
プロから見て正しいかどうか、
というものさしだけでなく、
実際のユーザーの
ものさしでもありますし、
いま、議員が
どんなことに興味関心を持っているのか
ということを知ることにもつながります。
議会に初めて出席する方には、
「質問をいただくことは、
貴女の仕事に関心をもっていただいているということ。
質問に答えることは、
仕事を理解していただくチャンスよ!」
とお話しします。
毎日、住民のために、
いろいろ工夫して行っている業務も、
あって当たり前の行政サービスなら、
なかなか
説明する機会はありません。
議会での質問を機に、
理解を深めていただける、
コミュニケーションでもあるのです。
そう前向きに捉えて、
長い議会を乗り切りましょう!