はじめに

初めて私のnoteを読む方に向けて、簡単に我が家のバックグラウンドをお伝えさせてください。

我が家には3人の子どもがいます。そのうち長女は、1歳からインターナショナルスクールに通い始め、小学校は日本の私立小学校に進学。そして現在は、イギリスのボーディングスクールで寮生活を送っています。

この記事では、「なぜあんなに頑張って入った私立小学校を辞めて、海外の学校に転校したのか?」について、我が家のリアルな体験をお話しします。

 

 

インターナショナルスクールとの出会い

一歳から小学校入学まで、長女はインターナショナルスクールで過ごしました。

日本の幼稚園を選ばなかった理由は、「偶然の出会い」からです。長女が1歳になる頃、そのスクールで親子参加型のクラスの募集があり、私自身、留学経験があったものの出産後は英語を話す機会が久しくなかったこともあり、「英語に触れてみたいな」という軽い気持ちで娘を一緒に参加してみたのが始まりでした。

そこで出会った子どもたちは、とても自由に、広い園庭でガーデニングをしたり、運動をしたり。心から楽しんでいる様子が印象的でした。

その姿に私自身が魅了され、帰宅後すぐに「すごくいいスクールを見つけたの!一緒に見学に行かない?」と夫を誘ったのを覚えています。

英語環境というよりも、「ここでなら、楽しく自由に過ごせそう」と思えたことが、インターナショナルスクールを選んだ理由でした。義務教育課程ではないということもあり、とにかく「楽しくのびのびと」が第一でした。

そこから長女は、就学前までそのインターで過ごすことになります。

 

 

幼児教室に通って「お受験」へ

卒園を控えた2年間は、日本の私立小学校受験に向けて幼児教室に通い始めました。

経験された方には分かっていただけると思いますが、特に都内のお受験戦争は独特な世界で、そこを勝ち抜くには相応の忍耐・努力・運が求められます。

我が家も例外ではなく、娘はほぼ毎日スクールを早退して幼児教室へ通い、夕方遅くまで授業、朝晩にはペーパーワークと、思い返せば本当に大変な日々でした。

ただ、我が家は「名門校」志向ではありませんでした。将来的に留学することも視野に入れていたため、その延長線上で、英語教育に力を入れている私立小学校を選びました。

幼児教室側としては、複数の学校を受験し、合格者数を増やしてほしかったと思いますが、我が家はあくまでも「この1校」と決め、単願で出願しました。

 

 

私立小学校を選んだ理由とインターに進まなかった背景

では、なぜそのままインターに進まず、日本の私立小学校を受験したのか。

それは私自身が、日本の教育内容にとても魅力を感じていたからです。特に、学習の基礎をしっかり身につけられる点に惹かれていました。

インターナショナルスクールという選択肢ももちろん頭にはありました。ただ当時の私は「インター=外国籍の方のための学校」という固定観念がどこかにあって、どっぷり英語環境に身を置くことへの覚悟や勇気が足りなかったのかもしれません。

英語を学んでほしい気持ちはありましたが、「本人が将来、本当に留学したいと言い出すかは分からないし、無理に行かせるつもりもない」と考えていたのです。

そんな背景から、“英語にも力を入れている日本の学校”という選択にたどり着きました。

 

 

英語と日本の教育、どちらも叶えられる環境

合格後に通い始めた学校は、まさに理想的でした。

日本の教育を大切にしつつ、英語教育にも力を入れており、算数や理科、その他副科目などは英語と日本語の両方で授業を受けるスタイルでした。

「いつかの留学を見据えながら、日本の教育水準も満たせる」。我が家にとっては、とても良い選択だったと思います。

 

 

「留学したい」と言い出した小学4年の春

そんなある日、小学4年生に進級して1ヶ月ほど経った頃、娘が突然こう言いました。

「ママ、留学したい」

この言葉には、本当に驚かされました。

もちろん、私自身も「留学は本人が行きたいと言ったときが行かせ時」と考えていました。でも、それまでの日々を思い返さずにはいられませんでした。

ほぼ毎日早退して幼児教室に通ったこと、朝晩ペーパーに取り組んだこと…。多くの努力と犠牲のうえに得た今の学校生活。それをあっさりと手放していいのか?という思いが湧いてきたのです。

 

 

娘の「覚悟」を確認した夜

実際に出願しようとした時、海外の学校側からは「成績証明書」と「推薦書」の提出を求められました。

つまり、今の学校に他校を受験する旨を伝えなくてはならない、ということ。そしてそれは、「その学校にはもう残れない」という現実も意味していました。

私は娘にもう一度確認しました。

  • 今の学校に戻れなくなること

  • 合格の保証がないこと(ここでも娘が受けたいと言った学校は1校だけ=単願受験)

  • 不合格だった場合は、留学はせず、近所の公立小学校に進学することになること

「それでもいいの?」「あんなに頑張って合格した学校を辞める覚悟があるの?」と、聞いた様に思います。(今振り返ると、もっと穏やかに、別の言い方があったと反省しています)

 

 

「うん、それで大丈夫」と即答した娘に、私は背中を押された

そんな私の心配をよそに、娘はこう答えました。

「うん、それで大丈夫!」

まったく過去を気にする様子もなく、あっさりと。

「あんなに頑張ったのに」「あんなに苦労して合格したのに」と、過去を引きずっていたのは私だけでした。娘はすでに未来を見ていたのです。

その姿を見て、私は「この子なら大丈夫」と確信しました。

 

 

終わりに 〜「もったいない」よりも、「今この子が進みたい道を信じたい」

こうして、我が家は私立小学校から海外ボーディングスクールへの転校を決めました。

実際に留学している娘の周りにも、日本の私立小学校から転校してきたお子さんが多くいます。このあたりのことも、また改めて書きたいと思っています。

「せっかく頑張って入った学校なのに、もったいない」と思われるかもしれません。

でも、子どもが未来を見て、自分の意思で進もうとしているなら、「もったいない」は親の感情でしかないのかもしれません。

あのとき娘が言ってくれた「それで大丈夫!」という言葉が、今でも私の中で力強く残っています。

 

 

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