卵管造影検査の際に処方された抗生物質を飲んで、その日は就寝。

そして次の日。
(今日は暑いなぁ…)
体がいつもよりも火照っている気がする。
この時期は9月ぐらいだったので、大して気にすることなくトイレへ向かった。
そして手を洗おうと洗面台に行き、ふと鏡を見てみる。

(ん…⁇)

めちゃくちゃ顔がむくんでいる。
お酒飲んで酔っ払って寝た次の日でも、こんなにむくんでいない。
違和感ありまくりの自分の顔を見ていると、旦那登場。
「ねぇ、私の顔何かむくんでない?」
「お?まぁ言われてみればそうやなぁ」
と旦那はそこまで気にならないようだ。
その反応もあって、私も気にしすぎかなと思い、
旦那を仕事に送り出した。

しかし、その後急激に体が痒くなってきた。
腕、太もも、首辺りが痒い。
服を脱いで体を見てみると、全身赤くなっており、手や足もむくんでいるのか太くなっている。

これはただ事ではない…‼︎
こんな経験は生まれてこのかた一度もなかったため、自分で判断することができない。
我が家の隣は私の実家であるため、とりあえず親に意見を聞いてみる。
「なんか身体が赤くなって、むちゃ痒いんやけど」
「うわっ、本当やん!あんた何か変なの食べたんやろ」
と母が言うので思い返してみる。
「特に変わった物食べてないと思うけど…でも昨日病院行って貰った抗生物質、昨日の夜飲んだわ」
この日は朝食がまだだったため、薬は飲んでいない。
「多分それがあかんかったんじゃない?今日また病院に行ってき」
時間が経つにすれ体の痒みが増していき、
皮膚にポツポツとアトピーの赤い斑点ができていく。
急いで病院へ行った。

「完全に薬のアレルギーですね」
通っている産婦人科に行き、先生に診てもらうなりそう診断された。
私はこれまでの人生、アレルギーとは無縁の生活を送ってきた。
食べ物はもちろんのとこ、花粉、動物、ましてや薬のアレルギーなど全くなく、
全て他人事だと思っていた。

その私がアレルギーとは…
意外と繊細な所もあったようだ。
「このセフカペンっていう抗生物質、絶対に覚えておいてくださいね。アレルギーっていうのは2回目の方が症状が重いから」

今回は体の痒み、火照り、むくみで済んだものの、
症状重いと呼吸困難、最悪死に至るという。
これは大変だ。
私は今まで医者から処方される薬の名前は、何一つ覚えてこなかったが、
これだけは一生忘れないでおこう。
セフカペンセフカペン…

この日はアトピーの薬と、別の種類の抗生物質を貰って帰ってきた。
昼食を食べ、処方された薬を飲むものの、なかなか症状が治らない。
それどころか、次は体の節々が痛く、熱っぽさすら感じるようになってきてしまった。
食欲もない。
去年のインフルエンザの時の辛さとよく似ていた。

次の日もほとんど症状が変わらない。
朝食後に薬を飲んだが、本当にこの薬も大丈夫なのか疑わしくなってきた。
再び病院に行った。
「なかなか症状が治らなくて、それでもまだ抗生物質飲まなきゃだめですかね…⁇」
どの抗生物質も体に合ってないような気がし、もう飲みたくなかった。
「一応合計三回は飲んでるから、抗生物質はもう飲まなくて大丈夫ですよ。
薬のアレルギーは抜けるのが時間掛かるから、1週間アトピーの薬は飲み続けて、
様子見てみてくださいね」

結局熱っぽさや体のだるさが治まったのは3日後、
むくみや痒みは治るのに1週間以上かかった。
肌もかなり敏感になっており、お風呂にも入れず、1週間シャワー生活。
むくみによりひとまわり太った自分を鏡で見て、
一生このままなんじゃないかと不安になった。
(旦那は大笑いしてたが…)

なんとか無事に元どおりの体に戻ったが、
アレルギーの恐ろしさを痛感した。
セフカペン。絶対に忘れてはいけない。
(ちなみに医者曰く、これでアレルギー症状が出たのは今まで診てきて私が初めてだったそうだ)


それと同時に、卵管造影検査がトラウマになってしまった。
できればもう二度とやりたくないものだ。