本当はもっと早くお知らせしたかったのですが、バタバタしていてブログをなかなか書けませんでした。
9月下旬からの一時帰国に向けて、夫のビザを申請していましたが、無事発給されました
却下される理由はないと思っていたんですが、やはり取得できるまで落ち着かなかったのでよかったです
↑在サンタクルス日本領事館。電線を写真に入れたくなかったんですが、国旗を入れたらこうなってしまいました
今までに何回も書いているのですが、ボリビアではずっと外貨不足が続いています。
外貨不足って具体的にどういうことと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが。。
たとえば日本から海外旅行に行くときは、日本円をいくらかUSドルに替えていくことが多いと思います同じように、ボリビアーノ(ボリビアの通貨)をUSドルに両替したいと思っても、外貨(USドル)が不足しているので、銀行では毎月限られた人と限られた金額しか両替できません
USドルの口座を持っている人は、口座にお金があってもドルで引き出すことができないし、クレジットカードの海外利用も500ドル程度に制限されています。PayPalの国際送金もできなくなってしまいました
それからディーゼルの供給も不安定で、ガソリンスタンドからトラックが長蛇の列で駐車しています。
↑右車線は全部ディーゼル待ちのトラック
8/1には、運転手協会がディーゼルの供給不足に対する抗議活動として、道路封鎖を行いました。
↑遠くからしか撮れませんでしたが、分かるでしょうか?奥のバスは交差点内に駐車して、道路を通行できないようにしているところです
この先行き不安な状況で夫が、
「ボリビアーノを持っていても、将来紙切れになってしまうかもしれない。でもレートが悪すぎてドルに両替もしたくない。現金で資産を持ち続けるより、車や土地に投資すべきだ」と騒ぎ出しました。
銀行では両替がほぼできないので、路上の両替商が本来1ドル=6.97ボリビアーノのところを、1ドル10ボリビアーノで両替したりしていました現在はアメリカ経済の悪化の影響で、8ボリくらいまで戻っています。
と、いうわけでここに来ちゃいました。
夫は愛車のスターレットを手放したがらないので、私名義の車を買うことに。
最初はスイフトなどのコンパクトカーを検討していたのですが、夫が冗談めかして「ジムニーはどう?」と言うので、流れでジムニーを見ました。
カッコいいですね
最終的に、セレリオ、スイフト、ジムニー、ビターラの価格を出してもらいましたが、ジムニーを購入することに決定
書類を書いて、その日の午後に75%を支払うことを約束して1度帰ることになりました。
昼過ぎに義父と再度合流し、お店に着くと義父がレジ袋サイズの黒いゴミ袋のようなものを取り出します...
察している方もいらっしゃると思いますが、このゴミ袋に現金が入っています
お店の片隅に銀行の出張窓口があって、そこで支払いができました。
しかし銀行にあるようなお札カウンターはなくて、人の手で1枚1枚数えます明確な値段はあえて書きませんが、ジムニーの新車なので、少なくとも数百万です。
↑これはイメージ画像なのでドル札ですが、実際はボリビアーノで支払いました。
車を買うときは、価格提示はドルですが、ボリビアーノで支払うことも可能です
手で数えてもいいとは思いますが、偽札チェッカーみたいなの使わなくて大丈夫なんですかね?
しかも後日残りの25%を支払ったんですが、そのときは小額紙幣も混ぜて支払いました。
日本円で説明すると、20万円分くらいを500円玉で支払ったみたいなイメージです
そんなこんなで手に入れたジムニー。
今は週末に自宅と教会を往復するためだけに乗っています
来月の今頃は日本!楽しみすぎるー