人生ストーリー【新社会人時代】
〈わたしの人生ストーリー〉【音楽が生活の一部だった新社会人時代】高校卒業後は地元の郵便局に就職しました。大学や短大に進学する友人も多かったのですが、自由に音楽を楽しむために自分で稼ぎたい。世間体を気にしやすい母に文句を言われないようにという想いもあり、高卒で公務員という道を選びました。郵便局は週休2日制で土日が休み。有給休暇も取れるという最高の環境でした。音楽好きな友人と広島、大阪、東京へとライブハウス・CDショップ巡り。ロックバンドの追っかけをしていて、青春18きっぷを使いながら週末にはツアー巡りをしていました。同じツアーでもセットリストが違ったり、会場、観客、メンバーの体調、自分の体調で同じ音の日はない!とライブハウスに通い大好きな曲を大音量で全身で感じている時がわたしの至福の時間でした。郵便局へ就職して25年くらいまでは、比較的まったりした職場環境でした。社会人になってからも人付き合いが苦手でしたが、先輩方はとっても優しく、ライブがある時には「今日は定時で帰ります!」そう宣言できるような環境でした。仕事の帰りには毎日、楽器屋に直行して仲間と集まり、音楽について語り合う時間がとっても楽しく充実していました。退職するまでには、郵便局の店舗を15箇所ほど経験してきました。お客様へはとにかく誠実に、丁寧に。そして仕事は速く正確に。「また、この郵便局に来よう」と思って笑顔でお帰りいただけるように意識していました。同じ事を言うのでも、言葉の使い方しだいでお客様を不快にさせてしまうこともあり日々慎重に「言葉」を扱っていました。また、他の社員との業務連携をスムーズに行えるようにみんなで工夫して、楽しんで働いていました。仕事の効率をあげるために備品棚や、店内装飾を整えるのが好きで整理整頓が終わると転勤になってしまうというジンクスを先輩に作られてしまうくらいスキあらば片付けをしていました。いま思うと、そんな事が許されるような新社会人として恵まれたスタートでした。・・・明日は大きな転機を迎えたお話です・・・