その昔 まだ携帯が そんなに普及してなかった頃
知らない番号からかかって来た。
とりあえず出てみると 女の人が
キーキーと喚き出した。
ワシ:『落ち着いて話していただけますか?』
相手: 「貴女は誰よ! ○○さんの何なのよ!」
ワシ: 『○○さんって誰ですか?』
相手: 「何言ってるのよ! その携帯は○○さんのでしょっ!彼を出してっ!」
と かなり捲し立てて来た。
ワシはかなり ちんぷんかんぷん…
ワシ: 『○○さんを存じ上げませんが… ちなみに何番へお掛けですか?』
相手: 「○○○-○○○○-○○○○2 ですけどっ!」
ワシ: 『ご自身の携帯はお持ちですか? その番号は 最後の一桁が多いです。 その番号だと何度掛けても 私に掛ってしまいますねぇ…』
相手: 「えっ… 私 携帯を持って無くて… どうやったら ○○さんに連絡できますか?」
ワシ: 『どうやっても その番号は私に掛ってしまいますし… 私には分かりません。』
その言葉を聞いた途端 相手は泣き出してしまった…
どこぞの男性が この彼女を騙していたらしい。
まだ 携帯が普及してなかったから
携帯番号の桁さえも 皆が分かって居なかった。
今なら 考えられない事である。
っちゅーかっっっ! ワシの番号にヒットさせるって
どういう事やねんっ!
たまたまなのだろうけど…
つうか… 名前も偽名だったのでは?
もしかして ワシの知り合いだったのか?
と思えてきた…。
間違い電話の彼女は
今頃は 幸せに暮らしているのだろうか?