こんばんは。

先日のクオーツ星5周年ワンマンツアー
2時間半MC極力短めでみっちり全力疾走という
大盛りスタミナ定食のような東名阪ワンマンツアーで
定番曲からレア曲や新曲たち
5周年の集大成とこれからも見せれたかと

そんなことも束の間、

「面倒くさい」の代名詞、確定申告もなんとか終わり
胸をなでおろす間もなく、花粉症が襲い掛かる
春は気が抜けない

共感してもらえないし、科学的なエビデンスもないけど、
ある程度の花粉症は気合でなんとか抑えこめる

「今はダメだ!」「出るんじゃない!!」
と思うと、意外と出ないもんで
モーニングスターが飛んできたら欠伸が出ないようなもので

しかし四六時中気合入れるわけにもいかないから
ふとした瞬間にくしゃみが止まらなくなる

「信じてやってみたけどそんなことねえぞ!欠伸と一緒にすんな!」と言われたら

「その通り!!」と思います

春はいつもより緊張感のある日々
今は全曲新曲ワンマン「メイド・フォー・ユーVol.3」に向けバリバリ作曲してる(お題もドシドシ募ってる)
ライブ中にくしゃみ出たら、「あぁ、緊張の糸が切れたんだな」と思ってください
以下、ライブスケジュールです

---------------------------------------------

●3月20日(木祝)池袋Adm
福Admブッカー10周年記念
「祝福星」
総勢40人弾き語り祭
開場13:00/開演13:30
前売¥2000+1D/当日¥2500+1D
予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp
e+

●3月20日(木祝)甲府naked
「ニッタ春のパン祭り」
ブルボンズ
クオーツ星
シャク
イロマキトリドリ
怪盗ザ・デッドボール
MOQJI
原田茶飯事
クラクションズ
ぐっどないと
THE ANUS
開場14:00/開演15:00
ticket charge ¥2500 +1drink


●3/29(土)埼玉熊谷モルタルレコード
ヤジマX with T
(モーモールルギャバン)
クオーツ星
開場17:30/開演18:00
チケット料金:3500円+1d
問い合わせ/チケット予約
mortarrecord@jcom.zaq.ne.jp

●3/31(月)吉祥寺NEPO[THE NEXT PAGE]
La vida inesperada
クオーツ星
Su凸ko D凹koi
OA:万能ビニール
開場18:00/開演18:30
前売¥3000+1オーダー
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp


●4月4日(金)吉祥寺WARP
「SMALL LAKE!!とrelaxing」
BUGGVALVE
西牧嵩大
クオーツ星
and more...
開場18:00/開演18:30
前売¥2,500/当日¥3,000
チケット予約
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●4月10日(木)池袋Adm
「ダイガワリだよ!コピバン大会」
まめしてほしい(THE BLUE HEARTSコピバン)として出ます
開場18:00/開演18:30
前売2400円/当日2900円
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●4月11日(金)下北沢BAR?CCO
「あてのない世界」
EG
小豆原一朗
Ritomo
開場18:30/開演19:00
前売3,300円/当日3,800円
(+2Drink)
チケットの予約はこちら

●4月18日(金)西永福JAM
【NISHIEIFUKU JAM presents 「MAX NIGHT」】
after20時
クオーツ星
podo
まんぷくっ
モテギスミスとモンジ
開場18:15/開演18:45
前売¥2,900/当日¥3,400
+ [1D別¥600]
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●4月20日(日)ちくさ座
『鑪ら場祭り2』
石川浩司(ex.たま)
滝本晃司(ex.たま)
Wコージ(石川浩司、滝本晃司)
アジマカズキとFFR
ムルヒ
のっぺら
ヤジマX(from モーモールルギャバン)
クリトリック・リス
明日、照らす
Climb The Mind
ミラーボールズ
小豆原一朗(クオーツ星)
大瀧ヌーtrio
開場11:00/開演12:00
各日4000円・19日との通し券6000円
※22歳以下は当日証明できるもの提示で半額の2000円
予約はこちら
要名前(カタカナ)、日にち、人数

●4月29日(木)代々木labo
「identity with vol.114」
Tim Hackländer
List my Cage
RevenJacker
クオーツ星
THEE 我響籠人
Albacore
IN-DIG
Rah
開場16:30/開演17:00
前売¥2,500(+1D別¥600)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp


●5月10日(土)池袋Adm
プピリットパロ
Theチーズ
The quilt
Vanityyy
moll
SUNLIT RAIN
ユメミドリ
怪盗ザ・デッドボール
Myベストテープ
THE GOD LIKE CHORD
深海東京
クオーツ星
E.L.B
開場12:30/開演13:00
前売¥3300+1D
e+2月10日10:00

●7月11日(金)西荻窪ARTRION
「メイド・フォー・ユーVOL.3」
開場18:30/開演19:30
前売3000円
プレミアム配信2000円
来場取り置き、またはお題はこちらまで
toumeinotuki@yahoo.co.jp

------------------------------------

ライブや音源を褒められるのはもちろん嬉しいけど

「豆日記、楽しみに見てます」というお言葉も地味に嬉しい

この世に数多ある「まめにっき」というブログタイトルの中で埋もれながら20年近く続けている

この日記ではバンドとソロのライブスケジュールやら、活動報告を中心にお届けしているつもり
だから、この後半部分はやたら長いのに中身の薄いことしか書いてない自負はある
ここは誰も見てないくらいのテンションが書きやすい

長い前置きが終わり、ここから本題に入る

 

最近、思う

 

 

俺が二人いたら・・・

 

最近、ライブをダブルブッキングしかけたり、してもいる
キャンセルという最悪の事態にはなっていないのだが、危ない思いは何度も…

事実、今月の20日なんて昼、池袋。夜、甲府。という嫌〜なスケジュールになっている(記載ミスではない)

そんな時に思うのだ

 

俺が二人いたら・・・

 

本当に二人いるとしよう

 

でも

片方は
「俺、池袋でいい?」
そしたらもう片方は
「いや、俺、甲府かい!交通費出せや!」

とかで揉めそうだ
挙句、よくないライブとかしたら「やっぱ俺が行けばよかったー」とかなりそうだ

 

最近は確定申告に追われて、見たい漫画やドラマが見れてなかった

そんな時にふと思ってしまう

 

俺が二人いたら・・・

 

でも2人いたとして

そもそもの話、
相手側の体験をこっち側は共有できるのだろうか?

例えば、今夜は回転寿司か焼肉を食いたいと思ったとする
2人で別々の店に行ったら味覚は寿司も焼肉も食べたことになるのだろうか

え、

なるのだろうか??

 

いや…

 

いやいや

 

そんなのオカルトだ

 

 

向こうの体験は向こうの体験
こっちの体験はこっちの体験
見た目はくりそつだけど、体験までは共有できない

そういうルールでいかしてもろてますー(京風に)

 

 

つまりそうなってくると

「俺、漫画読んでるからそっち確定申告よろしくー!」とか言ってたら

血の雨が降るぞ(マクベス風に)

 

 

「メイド・フォー・ユー」に向けて作曲してても思う、もっと早く曲が作れたら、

でも1人じゃ限界がある、時間が足りない、

俺が二人いたら・・・



作曲とは、「日々の体験や妄想やひらめきをどのくらい面白く人に伝えれるか」だと思っている
最初の出発点は経験、つまり人生が土台になっていると思う

上記のように
2人の俺は違う体験を積んでいくこととなる

つまり、作曲の土台が覆るということだ
こうなってくると2人の作風は変わってくるだろう
それはそれで面白いかもしれない

でも、それを「どのくらい面白く人に伝えれるか」ってところが作曲者の能力だったり、醍醐味だったりする

The Kinksの『Waterloo Sunset』という名曲があるが、
内容は男が家の窓から橋を眺めているだけの歌だ
そんなありふれた景色を切り取って、人を感動まで導くってのが才能だったりする

この能力は分かりやすいデータみたいに言語化ができない部分

俺が2人いるとする

能力が同じだとする

「だったら、同じレベルの曲できるんじゃない?」と、お思いだろうが

音楽好きならばぶち当たったことがあるだろう
「あんな名曲が作れる人がなんでこんな駄作作っちゃうんだよー!!」みたいなこと


色々と例に出すと角が立ちそうだけど、
The Kinksの「Flash's Dream」なんて出来損ないの「Revolution 9」みたいで最後まで聞くのが苦痛だった
天才レイ・デービスにしてもこんなことになるのだから、世に蔓延る作曲家はいかに駄作を生み出しているか

俺が2人いたとして、仮に能力が同じとして、
片っぽが良い曲、片っぽが駄作が出来てしまうこともあるだろう

1人だったら、こっそりボツにも出来るだろう
しかし、
2人だったら、どうしても比べる作業ができてしまう

2人で作ってきた曲を比べてみたら

俺は俺に嫉妬してしまうかもしれない

「なんで俺はいい曲が出来ないんだ。あいつが真の俺で俺は俺の偽物なのか…じゃあ、そうなってしまうのなら俺の生きてる価値はなんだ?俺の存在って…」

「恰好つけにゃぁ、ならんですけん・・・」
「仁義なき戦い」山中の言葉風に)

もう一人の俺は自らの命を落としてしまうかも知れない


なんてことになったら星になったあいつも残された俺も浮かばれない(え、今どっち目線?)

 

やっぱり俺は2人いない方がいいのだろうか

 

 

 

20代の時、よく言われたことがある

 

知人A「小豆原さん、昨日会いましたよね?」

俺「え?昨日はずっと家で音楽聴いてましたけど…」

 

知人B「こないだテレビの街角インタビュー受けてましたよね?」

俺「いや、一回もテレビ出たことないです」

 

こんなやりとりが2,3回もあった

こぞってみんな言う

「そっくりっていうか、本人でした」

 

 

なんか

俺、
一時期、
二人いたっぽい

 

 


そっくりな人がいただけなのかもしれないし
本当にドッペルゲンガーかもしれない

 

 

こないだドラムのトニーとそんな話をしてたら
トニーも同じような体験をしたと言う

知人Cさんが何年か前に日比谷野音でライブを見に行って
そのライブ写真を後で見返したらトニーが客席に映っていたらしい

しかし、当時のトニーは上京前で兵庫県伊丹市にいたのだ
だから、日比谷野音にいることはあり得ない


トニー本人が見ても、自分にそっくりだそうで
しかも、不思議なことにその写真の人物の服はトニーが当時よく着ていたTシャツだったらしい

さらに写真の中のトニーはこっちを見ていたという
(わりと有名なバンドのライブだったので確認できるらしいど、誰か忘れたので、気になる人はトニーに聞いてみて下さい)

とにかく
ドッペルゲンガー話は世に溢れてたりする

 

しかし、近頃は俺のドッペルゲンガー話は一切なくなった


そもそもドッペルゲンガーなんていなかったのか、


俺の生活圏から遠く離れたどこかに潜んでいるのか…

 

そういえば
30歳になった時に母親がふと言った

「人間、30歳すぎると生き方が顔に出てくるよ」って

 

俺のドッペルゲンガーは
俺と違う生き方を選んで
俺と違う土地に住んで
俺と違う仕事して
俺と違う経験をつんで
俺と違う顔になっているのかもしれない

 

何してるんだろう

 

もしも俺が二人いたら…

 

そうだなぁ

そして、何をしてるのか知りたいから

ブログを書いてもらいたい

 

タイトルは「豆日記」

 

この世に数多ある「まめにっき」の中に紛れ込んでほしい

 

でも、どうせ会うことないし、って思えたら

 

もう「まめにっき」書いてるやつ
全員俺のドッペルゲンガーってことで

 

 

いや…

 

いやいや

そんなのオカルトだ

 

 

今回も長いわりに中身なし