揺れる香りの七色の花
体中の傷に染みる海水
流れ着いたのは白い砂浜
託された思いの破片とともに
輝く大きな眩しい翼がないとそらを飛ばないと知ったあの日
大丈夫。できると心底信じた
なにもかもを捨てる価値はあるだろうと
それでも広大な海原を超えてゆくため
そっと船の帆を上げた
追い風を受けて
さあ目指そう
近いの旗立て
稀にすれ違う無人のボート
優雅な客船とあざ笑う視線
手をつなぐ仲間が消えていく度
強く濃く結ばれた蒼く脆い絆
眩しい水面の光が輝くかけら集め少しずつ超えてきた
見上げる巨大な全てを読み込む波を力を合わせて乗りこなしてきた
浮力と重力と太陽の引力すべてに
あぁ導かれてた
叫び声よ届け
あの日別れを告げた
押し殺した笑顔を
波が去った夜中ふと思い出す
道など何もない
ただ一つの針路
きみの信念が示す
優しい波音
聞きなれない鳥の声
遂に夢にも見た景色が
踏み込み新たなステージのルールの下
涙と笑顔の交換が始まる
その時感じた微かな背中の違和感
そう白い羽根の芽
ボトルに手紙をここだよって後を追う君へ
水平線超えて空高く
羽根の舞う日まで
夢の島