一応は格闘技ブログにするつもりという事もあり、最初はやっぱりDream16について書こうかと思っていたのだけれども、取り敢えずはUFC119のミルコxミアについて。
Dream16についてはまたいずれ。
これって、いわゆる「ケージでの試合によくある展開」ってだけじゃね?
距離を取ってサークリング、出入りして打撃、組み付いたらケージに押し込む、ケージを利用してテイクダウンを狙う、そしてテイクダウン出来たらポジションをキープして相手を削る。結局はUFCルールの求める試合運びというのがこうした展開を誘引している訳で、これを批判するのであればUFCルール自体の是非を問わなきゃなんないっていう気は(ちょっとだけ)したりしなかったり。
何にせよ普通の試合っていうだけで面白い試合とは言えないまでも批判されるほど塩なのかと言えば、そうとも言い切れないと思うんだけど(3R中盤からは打ち合いとかも増えたし)。これが塩だっていうのは、余りに期待値が高かっただけなんじゃないかな。
それからフィニッシュについてだけど、ミルコの頭を押さえたミアの右手に被せてミルコが左ストレートを放ち、そのストレートを打つ際に体重を乗せようとミルコの頭が下がった為、ミアの右膝がミルコの顎をカウンタの形で捉えたという感じじゃないかな。両者サウスポーだから距離が潰されている訳でもないのだから、左ストレートがばっちり入れられる。つまり、あそこはミルコにとって最大のKOチャンスだった。
安全策を取って腰が引けてしまっているよりもあそこで勝負に出た判断自体は間違っていないんじゃなかろうか。ミアの右手の位置からして、ミルコの頭ががっちりホールドされている訳でもないんだし、勝負に出ようとさえしなければ楽に逃げられた体勢だっただろうし。うーん。
こうした所謂「キワ」の攻防にこそMMAの醍醐味があるとも言える訳で、試合全体が退屈だったとしても、このKOシーンまでも低く評価するのはどうかっていう気がしないでもないでも。
それに退屈だと思われている試合でもこうしていきなり決着してしまうという処に、リアル・ファイトならではの興奮と虚しさがある訳で、ただ単に客席が盛り上がったかどうかでしか試合の良し悪しを語れないというのは余りに不毛じゃないかと。
まあ、この試合が名勝負だとは俺も思ってないけどさ。もっと酷い試合なんて幾らでもあるでしょ。無内容な試合なのに客席が沸いたから名勝負みたいな扱われ方をしているフライx高山を筆頭に。何だか。
どうでも良いけど、ミアの刺青が半端に増えててちょっと萎え。前くらいで丁度良かったのに。