「片づいた状態」と思えるレベルは、実に人それぞれです。

 

むしろ、片づいていなくていいと思われている方も大勢います。

 

足の踏み場もない部屋で、傍目からは無造作にモノが積み上げられているような状態の中から、必要なモノを瞬時に取り出すことのできる方もいます。

 

そういう人の場合は、むしろ全てのモノが手を伸ばせば取り出せるという状態のほうが居心地がよく、世間の常識とは相当かけ離れた我流があるのです。

 

それは別に間違ったことではないのです。

 

少なくとも、その方は使いやすいと思っているのですから。

 


「片づいた状態」と思えるレベルは、実に人それぞれです。

 

何も、収納の雑誌などで紹介されているカリスマ主婦のようになる必要は必ずしもないのです。

 

もちろん、あなた自身がそうなることを強く希望していて、家族も同意してくれるなら問題ないのですが、なかなかそうはいきません。

 

片づけのもたらすメリットの一つに、掃除が楽になるということがあげられますが、普段掃除をしないご主人では理解できるはずもないのです。

 


片づけはそこに住む人が快適に暮らせるようにするためのものであるということと、片づけの現在のレベルや希望するレベルは人それぞれであるということをもご理解いただければと思います。