夫の実家で約一ヶ月お世話になりました。
こう言うと、
よく夫の実家に頼ったね！
と驚く人もいます。
確かに思い返すと、
１人目を出産した時は私も
夫の実家にお世話になる、という選択肢は
なかったように思います。
だけど、今回は長男がもう
幼稚園生活が始まっていて
実家へ戻ると送迎が大変なこと。
実家は自営でお店を経営してるので
夜は誰も家にいないこと。
何より、里帰りする環境が
整っていなかったので
それなら夫の実家に頼らせてもらおうと
決めました。
正直最初は迷いもあった。
とても優しく、
気が利きすぎるご両親なので、
私がお世話になることで
きっととても、とても気を遣って
疲れさせてしまうのではないか。
それが心配でした。
だけど、夫のお姉ちゃんに
絶対産後すぐ１人では無理だから
頼った方がいい！と
背中を押してもらい、
頼れる場所があるんだから
心から感謝して
思いっきり頼らせてもらおうと
決めたんです。
結果、頼って良かった。
１人目の時に学んだこと。
育児は絶対一人じゃできない。
あれこれ心配ばかりして、
頭でっかちになるより、
なるようになれ！と頼ってしまったら
案外取り越し苦労なことは多くて、
やっぱり感謝しかなくて。
産後って
どうしても外と関わることが
グッと減るし、
家の中で毎日毎日
赤ちゃんと二人きりでいると
とてつもない孤独感や疎外感に襲われる。
自分一人で
頑張らなきゃいけない気になる。
だからこそ、産後に
「頼る力」はとても大切。
それは必ずしも
家族じゃなくていいと思う。
実家が遠方の人もいると思う。
私のように母親がいない人もいると思う。
周りを見渡してみると
助けてくれる人は絶対いる。
助けて！手伝って！
って言われて嫌な人なんていない。
案外そこに壁を作ってるのは
自分自身かも。
助けてって手を伸ばしてみたら、
その手を引っ張ってくれる人は
必ずいるから。
私も一人目出産後は
何もかも全部自分でやらないと！
って気負いすぎてた。
それに、頼ることは
手抜きをするような、
なんだか悪いことのような気さえしてた。
だから
助けて、手伝っての一言が言えなくて、
結果抱え込みすぎて
いつもイライラしてた。
イライラした気持ちは
子どもにも伝わるからね。
今回は産後家に戻ってからも、
夫がほぼ日付け越えてしか
帰ってこれない事もあって
ひとりで
２人のお風呂、食事、寝かしつけを
していく自信がなくて。
それで不安で仕方ない気持ちを抱えて
そのままいるより
頼れる人がいるなら
頼らせてもらおう！
と、中学からの親友に頼り、
住み込みのように助けてもらっています。
先日同期インストラクターの
小島あゆみ先生からも、
お風呂とか大丈夫？
と連絡をもらい、
前なら大丈夫！と答えていたと思う。
でも頼る力を身につけた私は
素直に
この日助けてほしい！と
言えるようになってた。
手を差し伸べてくれる人がいるなら
思いっきり甘えたらいい。
すいません、ごめんね、じゃなく
ありがとうございます！！！！
と。
自分自身が
今また、産後を経験して
一人目の時とは
確実に違う自分がいる。
育児をする自分の気持ちが
驚くほど
ゆったりと気楽にいられる。
産後ケアの大切さを
改めて感じる。
それと同時に
ひとりでも多くのお母さんが
肩の力を抜いて、
明るく育児と向き合える世の中に
なって欲しいと強く思う。
そしてまた、
インストラクターとして
産後のお母さんたちの前に
立たせてもらう日が待ち遠しい。
