🌿うつそみの 人にあるわれや 明日よりは 二上山を 弟世と我が見む🌿

大伯皇女(万葉集 巻ニ 一六五)


昨日アップした大津皇子ですが…


彼には

お姉さんがいて…


この和歌は

そのお姉さん…大伯皇女

よんだ歌だそうです。


処刑されてしまった

大津皇子は…


奈良県にある二上山🏔に

葬られたそうで…


その際に、詠んだ歌なんだそうです


《解釈》

現世に生きてる私は…明日からは、二上山を弟だと思って見よう


亡くなってしまって

見えなくなってしまったのが

耐えられず


どうしても

何処かにいると思いたい

側にいて欲しい

そんな思いかな。。


二人は

天武天皇のお子さんですが


お母さんは

早くに亡くされてるので


普通の姉弟以上に頼り合ってた関係かもしれません


そんな二上山


実は

関西にあった実家のベランダから

見えてたんです目





私…実家から
二上山が見えてること
ずっと気づいてなかったんですけど

父が亡くなった後…

伯母が家に来た時に
窓の外を見ながらこう言って
初めて気づいたんです

「ここ色んな物見えるね。二上山まで見えてるやん

笑笑笑

私は…卒論で
この大伯皇女の和歌も取り上げて置きながら

二上山…行ったことがなかったので

引っ越し直前まで
我が家から
大津皇子が見えてた👀なんて
全く気づいてなかった(^^ゞ

自分の目の前にあるものに
しっかりと目を向けて…

今ある日々を
大切に過ごしなさい
…ってことですね🍀