★他民族るつぼとなるか？！イタリア from Padova
MAMA STYLE from Padova
Vol.2 他民族るつぼとなるか？！イタリア
北イタリアPadovaから素適なレポートをしてくれるのは、
Mammaであり料理研究家のakiさんです
フランス料理店で有名なイレール の島田夫妻との親交が深く、
実力派の料理研究家なんです。
イタリアで更に勉強をしていた数年前にイタリア人の旦那様と出逢い結婚。
現在はとーっても可愛い1歳の女の子の育児真っ最中
イタリアの育児、とても興味深いですよね。
そして国際結婚についても！
皆さんにとってさらに素適なライフスタイルの
ヒントになれば幸いです
今回登場するホワイトアスパラ！
Satomiの大好物です！見ているだけで幸せな気分になります
多民族のるつぼとなるか？！イタリア
寒いな～と思っていたら、
春を通りこして夏がやってきたような気候が続くイタリアです
メルカート（市場）の花屋さんの店先も花の色が急激に濃くなってきました。
イタリアらしい強い日差しの季節、夏の到来です。
さて、イタリアは近年、外国人移住者の数が急増中。
特に都市部を中心に、ルーマニア、アルバニア、モロッコ、
モルダブ、ロシア、中国、ブラジル、、、。
東欧諸国及びアフリカからの移民が多いのが特徴です。
ポストも多言語
そんなわけで子供たちの国籍も今やイタリア人の中に占める外国人の割合もかなり高くなっています。
先日はローマの公立小学校の1クラス約20人の生徒のうち
9割が外国人となったといってイタリア人が他の学校へ転校してしまう、
ということがニュースにもなっていました。
犯罪も外国人絡みのものが多くなり、社会的には問題視されている件でもあります。
私の住むパドヴァという町もその例にもれず、外国人の割合は急増中。
とはいうものの、普段の生活において、
様々な国籍の人と接するのはなかなか楽しいものでもあり、
子供の成長過程においてはごった混ぜの人種の中で
いい影響が出ればいいな、とは思っています。
お母さんたちが話す様々な言語そして、
各国独特のイントネーションのイタリア語が飛び交っています。
時間帯によってはイタリア人ゼロ、ということも。。。
ちなみに、公園は市によってかなり整備されているので、
子供を連れて安心して遊ばせることができます。
犬の侵入も禁止で清潔なことも大切な要素。
開園時間も季節ごとに変わり、
今は夏時間で日が暮れるのもだいぶ遅くなったので私たちが通う公園は夜8時まで。
（13時から16時までは門が閉まるところがイタリアらしいのですが）
ゆっくりと遊ばせることができます。
毎週火曜日の夕方にはボランティアの人たちが子供たちのためにパフォーマンスをしてくれ、
子供たちもおおいに楽しみます。
ピエロの演奏
…で、たっぷり遊んだ後は美味しい食事を満喫
！
ということで（かなり強引、、、
）今のこの季節はホワイトアスパラガスの旬。
ヴェネト州はアスパラの産地でもあり、
イタリア国内でもホワイトアスパラに関しては唯一のD.O.P（原産地統制呼称）指定されている、
バッサーノ・デル・グラッパという町のそれが大変に有名。
そしてこの季節は各生産地でアスパラ祭りなども開かれて
美味しいアスパラの料理をいただくことができます。
ここでのオーソドックスな食べ方としては、茹でたアスパラと茹で卵。
トラットリアなどに行くと、この2つがドンとテーブルに運ばれてきます。
これを各自が茹で卵をフォークでつぶし、
オリーヴオイルを少しづつ加えながら卵とよく合わせ、
塩、コショウを加えてソースとします。
これを添えて太くて甘い、ジューシーなアスパラをいただく、というわけです。
これを料理と呼んでいいのかは疑問ですが、素材の美味さがあってならではの一皿。
4月終わりから5月中旬までしか味わえない、期間限定の美味しさです。
育児期もスタイリッシュに、
ママとして女性として人生を楽しもう♪
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