おはようございます

先週末はまたまた雪でしたね。
早くぽかぽかの春がやってきて欲しいです。
いよいよ国家試験まで約1か月です。
とりこぼしがないか?確認してみてくださいね

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ホルモンに関する記述である。誤っているのはどれか。
(1)プロラクチンは、下垂体の前葉から分泌される。
(2)バソプレシンは、腎臓の糸球体に作用する。
(3)ガストリンは、胃酸の分泌を促進する。
(4)レニンは、アンギオテンシンノーゲンからアンギオテンシンⅠを生成する。
(5)褐色細胞腫は、カテコールアミンを過剰に分泌する。
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正解は・・・(2)です。
誤っているのはどれか。
です。
本番、焦って正しいものを見つけてすぐに答えてしまう…
なんていうミスは絶対に避けたいですよね。
◯(1)プロラクチンは、脳下垂体の前葉から分泌されます。
ちなみに、脳下垂体後葉から分泌されるホルモンで覚えておかなければならないのは、2つ!
「バソプレシン(抗利尿ホルモン)」と
「オキシトシン(射乳ホルモン)」です。
×(2)バソプレシンは、脳下垂体の後葉から分泌されます。
バソプレシンは集合管に働きかけて、水の再吸収を調節します。
例えば、暑いときは、ただでさえ身体から水分が奪われます。
そんなときにおしっこをダバダバ出していたら、身体がカピカピになってしまいますよね。
暑いときには、バソプレシンの分泌を上昇させて、集合管での水の再吸収をアップさせ、尿量を減らします。
本番の問題で、「バソプレシンが腎臓の糸球体に作用する」とか書いてあったら、「もしかしたら糸球体にも作用するかも…」と悩んでしまいますよね。
「バソプレシンは、集合管に働きかけて、水の再吸収をアップさせる」のが正文です。
自分の知識に自信を持つ。これもポイントかもしれません。
◯(3)ガストリンは、胃酸の分泌を促進します。
ガストリンは、G細胞から分泌されて、胃壁に作用して胃酸の分泌を促進します。
胃酸により、ペプシノーゲン(ペプシンの前駆体)がペプシン(たんぱく質分解酵素)に変えられます。
もし、もともとペプシンの状態(たんぱく質分解酵素)で存在していたら、胃は分解されて大変なことになってしまいますよね。
だから、胃から分泌されるたんぱく質分解酵素であるペプシンは、「前駆体のかたちで存在している」というのも大事なことです。
その、前駆体のかたちで存在しているペプシノーゲンをペプシン(たんぱく質分解酵素)にするのに必要なのが、胃酸です。
◯(4)レニンは、アンギオテンシノーゲンをアンギオテンシンⅠに変換するホルモンです。
「レニンは腎臓から分泌される」ということも一緒に覚えておきましょう。
レニンは血圧を調節するのに関わる重要なホルモンですよね。
アンギオテンシノーゲン → アンギオテンシンⅠ → アンギオテンシンⅡと変換され、アンギオテンシンⅡには血圧を上昇させる働きがあります。
ちなみに、アンギオテンシンⅡが上昇すると、アルドステロンの分泌も高まります。
アルドステロンは副腎皮質から分泌され、遠位尿細管に働きかけて、ナトリウムの再吸収を調節します。ナトリウムが吸収されるだけでは、血中のナトリウム濃度が上昇してしまって困るので、一緒に水も再吸収される=血液が増える=血圧が上がる…という一連の流れも復習しておきましょう。
◯(5)褐色細胞腫は、副腎髄質からカテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)がたくさん分泌される病気です。
アドレナリンが沢山分泌されるので、症状としては、血糖値が上がったり、血圧が上がったりします。
今日の問題に出てきたホルモンは、絶対に覚えておかなければいけないホルモンです。
1つでも曖昧な記憶があったら、しっかり復習しておいてくださいね

