管理栄養士国家試験と研究と私 -48ページ目

管理栄養士国家試験と研究と私

管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

すご~~~く恥ずかしい思いをしましたショック!

出汁

これ・・・ずっと「でじる」って読むと思っていました。
約40年間、ずぅ~~~と「でじる」だと。

いやね、辞書を読むと、「でじる」でも間違いではないみたいなんですが・・・

でもやっぱりだしですよねむっ

老舗って「しにせ」でも「ろうほ」でも正しいらしいですね。
(だから何なんだ??)

そういえば、大学4年生まで

疾病

を「しつびょう」って読んでましたショック!

あ~~いやだいやだ、恥ずかしいショック!



おはようございます晴れ

先週、先々週とビタミンに関する問題でした。
今週は糖質の栄養…という風にかいてありながら、
ビタミンの知識とも関連した問題ですひらめき電球


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糖質の栄養に関する記述である。◯か×か?

(1) イソマルトースは、回腸に達して吸収される。
(2) 糖質の多量摂取は、ビタミンB1の必要性を増大させる。

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×(1) イソマルトースは空腸から吸収されるので、×です。
 
 イソマルトース…が何かわからないから無理ガーン
 と思った方も多いかと思います。・・・が、この問題は、イソマルトースがどこから吸収されているかを知っているか?というよりは、回腸から吸収される栄養素をちゃんと知っていますか?という問題です。

栄養素のほとんどは、→食道→胃→十二指腸→空腸→回腸→大腸肛門…というふうに消化管を順番に通過していきます。

十二指腸から分泌される消化酵素である程度小さくされた栄養素吸収されるのが、空腸や回腸です。

普通、大事なものはさっさと吸収しておきたいですよね。
だから、栄養素の大部分は空腸で吸収されます
例外として覚えておきたいのがビタミンB12と胆汁酸、これらは回腸で吸収されます
(回腸で吸収されるのは少ないので、こちらを覚えると良いと思いますよニコニコ



もうそんなの知っているべーっだ!という方は、少し応用編です。

消化管の病気で、回腸をとってしまったとします。
そうすると、ビタミンB12の吸収ができなくなってしまいます。

ビタミンB12が欠乏すると、巨赤芽球性貧血になるんでしたね。

つまり、回腸をとってしまうような病気では、ビタミンB12欠乏による巨赤芽性貧血になるということです。


◯(2) ビタミンB1は、糖代謝に必要なビタミンです。
つまり、糖質をたくさん食べたら、ビタミンB1もたくさんとりましょうということです。

もうちょっと詳しく説明します。

糖質を食べると、主に解糖系が進行します。
解糖系では、グルコースからピルビン酸(とちょっとのATP)ができます
そのピルビン酸がアセチルCoAになってTCA回路へと進行していきます。

このピルビン酸がアセチルCoAになるときにビタミンB1が必要になるんです。

今日はとりあえず、糖質の代謝にはビタミンB1が必要。
糖質を沢山食べたら、ビタミンB1もたくさん食べる!と覚えておきましょう。




今日は「覚える:理解」が「1:1」くらいの内容でした。

このブログでは、理屈をつけて覚えていくことで、
「覚える」量を極力少なくできるように説明していきたいと思います。


では、また来週得意げ