おはようございます

またまた台風ですね。
3連休の最終日でも、管理栄養士国家試験過去問解説いきますよ~
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離乳の進め方に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)哺乳反射による動きが活発になってきたら、離乳食を開始する。
(2)離乳開始前に果汁を与えることが、栄養学的に推奨されている。
(3)離乳食介助では、スプーンを乳児の口の奥に入れる。
(4)離乳食を1日3回にするのは、生後9か月頃からである。
(5)離乳の完了とは、乳汁を飲んでいない状態を意味する。
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正解は・・・
(4)です

×(1)哺乳反射の動きが弱まってきたら、離乳食開始の目安です。
哺乳反射は、赤ちゃんが、口に入ってきたもの(お母さんの乳首やスプーンなど)を吸おうとしたり、探したりする行動をさします。
赤ちゃんがこの哺乳反射をしている状態では、まだ離乳食をうまく飲み込んだりできない段階です。
×(2)離乳開始前に果汁を与えることは、栄養学的に推奨されていません。
昔おばあちゃんが言っていたような・・・ということはあながち間違っていませんが、栄養学的に推奨されてはいません。
×(3)離乳食介助では、スプーンを下唇の上にちょんっと置いてあげます。
そうすると、赤ちゃんが一生懸命食べようとしますよ(けっこう、べ~
っと出しますけどね)。口の奥にいれたら、大人でも「おえっ」としてしまいますよね。
◯(4)離乳食を1日3回にするのは、生後9か月頃です。
離乳食に関しては、
①いつ頃?、②1日何回?、③どんな固さ?
この3つを覚えましょう

①【生後5~6か月】・・・離乳食開始
②離乳食は1日1回
③形状は、なめらかにすりつぶした状態
①【生後7~8か月】
②離乳食は1日2回
③舌でつぶせる固さ
①【生後9~11か月】
②離乳食は1日3回
③歯茎でつぶせる固さ
①【生後12~18か月】
②離乳食は1日3回
③歯茎でかめる固さ
×(5)離乳の完了とは、食べ物を自分で噛んで食べられて、エネルギーのほとんどを母乳(または人工乳)以外から摂取できるようになった状態をさします。
正解しましたか?
応用栄養学では、妊婦さんや乳幼児に関する問題は必ず出ます!
出題頻度が高い問題をいかに正解できるか?が合格へのポイントです

難しい問題が出来ないと不安になりますが、
まずは簡単な、または良く出る問題を確実に正解出来るようになることが大切です





