おはようございます。
今日はビタミンの問題です。
この問題に出てくる内容はぜ~~んぶ覚えてほしい内容です

忘れている部分がないか、確認してみましょう。
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ビタミンB12に関する記述である。正しいのはどれか。
(1) 鉄を含有する化合物である。
(2) 食品中では、たんぱく質と結合している。
(3) 吸収に必要な内因子は、胆のうから分泌される。
(4) 空腸から吸収される。
(5) 欠乏すると小球性低色素性貧血となる。
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どうでしょう?
・・・説明できますか?!
それでは、正解の発表です。
正解は・・・
(2) です!!
×(1) ビタミンB12はコバルトを含有する化合物です。へぇ~!!
鉄を含有している化合物といったら、赤血球でしょうか(ビタミンではないですが・・・)?
◯(2) ビタミンB12はたんぱく質と結合しています。
たんぱく質と結合しているものは意外と多いので、覚えておきましょう。
×(3) ビタミンB12の吸収に必要な内因子は、胃から分泌されます。
なので、胃がんなどで胃の摘出手術をすると、内因子が分泌されなくなるのでビタミンB12欠乏になってしまいます。
ちなみに、ビタミンB12の欠乏症は、巨赤芽球性貧血でしたね。
ちなみにちなみに、葉酸欠乏でも巨赤芽球性貧血になります。
ビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血は、神経症状を伴うため悪性貧血といわれますが、葉酸欠乏による巨赤芽急性貧血は悪性貧血とは言いませんので、注意しましょう。
×(4) まる!!・・・と言いたいところですが、ビタミンB12は回腸で吸収されます。
ほとんどの栄養素は空腸で吸収されますが、ビタミンB12は回腸で吸収されるので、ここは狙い目です

消化管の順番を簡単に書きます。
(口腔)→食道→胃→十二指腸→空腸→回腸→大腸→→


ですね

大部分の栄養素は、空腸で吸収されます。
水溶性の栄養素は、門脈を経由して肝臓→全身
脂溶性の栄養素は、リンパ管を経由して静脈→全身
という風に吸収されます。
今回の問題にあったビタミンB12は例外で、回腸から吸収されます。
ちなみに、胆汁酸の再吸収も回腸ですので、合わせて覚えておきましょう。
×(5) (3)で既に解説してしまいましたが、ビタミンB12が欠乏すると、巨赤芽急性貧血となります。
巨赤芽球性貧血は、名前のとおり赤血球が大きくなります。
大きいですが、へなちょこなのができてしまうのが、巨赤芽球性貧血です。
したがって、小球性低色素性貧血ではなく、大球性正色素性貧血となります。
ちなみに、小球性低色素性貧血の代表は、鉄欠乏性貧血です。
鉄が欠乏して、赤血球が小さくてへなちょこになってしまいます。
ビタミンB12だけでもこんなに問題が出題できるんです。
みなさん忘れてしまっていたところがあったら、今日、とはいわず、今覚えてしまいましょうね

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