命のろうそく

今日は春分の日　お彼岸
あの世とこの世が交わる日でもあるのでしょうか
ちょっと急に書きたくなったので久しぶりですが、投稿しました

昔話や童話に出てくる

“命のろうそく”

というのをご存知の方も多いと思います

これ、本当だと思った体験があるので書きます
何年か前にも少し書いたことがありましたが、その後変化して行っているので…

父の介護をしている時のこと
認知症や体の不調の症状がどんどん深刻になり、病院に駆け込むことも増えてきたころ、私も精神的肉体的に疲労がたまっていました
父は穏やかにぼけていくタイプではなく、だんだん凶暴になる感情型でしたので、何をするかわからないことがありました。

何度も「○ね！」と罵倒されることもしばしば…
私の心はだんだんすさんでいき、そっちがいつ○ぬねん！という思いがわくようにまでなりました…
その頃すでに鬱状態で、自分も毎日どうやって○のう、楽にいける方法を真剣に探すほどになっていました。
と同時に“神様助けて！”とも毎日叫んでいました

ある日ふと、命のろうそくのことが気になり、瞑想をしてみました。
昔ヨガをしていた時、よくろうそくを見つめて瞑想をおこなっていました

しばらくしたらイメージが出てきて、たくさんのろうそくが見えました
自分の勝手な想像かもしれませんが、そのまま受け入れて見て行くのが観想です。

父のろうそくを探しました…予想どうり
ドロドロに溶けて、しんが少し残っていてジジジ…と音を立てて炎は、大きくなったり消えそうになりながら燃えていました
想像通りといったところです…

そして私のろうそくも探しました、炎はゆれているもののまだ長さはあります。
ちょっとホッとしました。
吹き消すことは誰にもできず管理する者がいるとのこと
まあそうでしょうねえ…

それから間もなく父は転けて、大腿骨骨折で入院手術、ICUで『ワシは不死身じゃ！』と叫んで暴れておりました
大好きだった父の変わり果てた姿です…

その間私は高熱が数週間続き、救急車で同じ病院へ運ばれました
幸い大事には至りませんでしたが、意識が朦朧とする中
「神様、私の命を父にあげてください」と真剣に祈りました

その数日後、父は亡くなりました

しばらくして私は回復し、自分の命のろうそくを見てみましたら、なんと器に入っていて溶けたものが流れないようになっていました。

誰がしたんだろう？どうも場所はお寺のような雰囲気です。
僧侶がおられる雰囲気がしました…

それからちょくちょく意識を合わすようになり、最近では突然ランプに変わり誰かがオイルを足しているようなんですね～

なんだかそんなにして生き延びたいのか？みたいな風にも見えますが
父の死後私は

生かされているんだ

と強く思うようになりました。
生きたいという気持ちはそんなに強くないのですが、頂いた命無駄にせず迷惑かけないように少しでもお役に立つようにと、めっきり弱くなった身体をいたわりながら、日々過ごしています

ランプにオイルを足してくれているのは、守護霊様やご先祖様、周りの方々、そして自分自身なのだと、最近思うようになりました
本当にお陰様とはこのことですね（^人^）

さて、明日娘とお墓参りに行きます
娘はお線香の匂いが好きというので自然とついてきます。一緒にお参りできるのはありがたいことです。