怒りのままに書いた前回記事が割りと多くの方読んでいただけたみたいで、
ありがたいやら気恥ずかしいやら。
昔っから感情のままにSNSで発信して良いことがあった試しが無いので、
あれでも、慎重に、言葉を選んで、
なるべく面白可笑しく書いたつもりです。
そもそも何故「客の質が低い」、「横柄な初見が多い」と思われたかの説明が未だに無いので、
僕の記事が見当違いということも考えられますが、
まぁそんな風に思ったよってことは事実なので、
消そうかとも思いましたが残しときます。
それからずっと考えてるのは、
「質の低い客呼ばわりをされた(と思っている)」が、
じゃあ「質の高い客」とは何か?ということ。
3回くらい記事を書いては消ししながら考えた僕なりの結論としては、
「良い影響を及ぼすお客」なのかなと考えました。
小劇場においては、
大別して以下の3つのことをしてくれるお客。
・チケットやグッズを購入してくれるお客
公演に使っていただいたお金は、
上演にかかった費用に充てられ、
余剰が生まれれば、次の公演の準備金にすることができます。
・感想を届けてくれるお客
作品に対する感想は活動の励みになりますし、
適切な指摘はより良い作品作りの参考になり、成果物の質の向上に繋がります。
・周りに宣伝してくれるお客
今も昔も小劇場の観客動員の要は、
劇団・出演者からの直接の宣伝だと思ってます。
でも、動員数増加の要は、やはり観客の口コミです。
多くの人が話題にすることを表す「バズる」という言葉が生まれて久しいですが、
1度バズった際の動員への影響は凄まじいものがあります。
以上。
これだけ?と思われるかもですが、
これだけのことをしてくれるお客が果たしてどれだけいるのか。
無料で楽しめるアプリや動画サイトなど、
お金を払わなくても楽しめるサービスがあることが当たり前になってから、
「サービスの対価としてお金を払う」ことへのハードルが上がったように思えます。
今や1回劇場でお芝居を観るお金があれば、
何ヵ月もの間、家で映画が見放題、音楽が聞き放題のサービスを受けることができます。
以前よりも、上演することが困難になり、
観客に求める対価も上がっている今、
質の高い客になってもらうにはどうすれば良いのか。
やれることはいくつかありますが、
やはり1番は、良い作品を作り続けていくことではないのかなと。
自分が面白いと思うものを演って、観てもらって、面白いと思ってもらえることが、
1番の喜びなわけですし。
作ること自体が困難な今ですが、
また皆で劇場で笑って会える日が来ると信じて。
それでは、また。
村松ママンスキーでした。