イチかバチか、意識させるかさせないか


「嫌だ!!!」に、なってしまえば

入学式に行けなくなるかもと、

当日まで意識させることを極力せず、

「もう少しで小学生」の、声かけだけはしていました。

入学式当日の朝。

ジュニアスーツに着替えたので、

「よし、行ける!」と、安堵しました。

マー坊は無言で足取り重く、ふてくされ顔。保育園時代、

服を着せる→顔を拭く→靴を履く→玄関を出て登園、ができていたので機嫌が悪くても、あまり気に留めることもなく、いざ、小学校へ。

ランドセルは背負わず、体育館へなかなかはいることができず外をウロウロ。

こうなってしまったら、時間に間に合わない!

少し強引に連れて行かないと無理なので、手を繋いで体育館へはいったものの

新入生(児童)に並べられた椅子に座れず。

先生方々が「大丈夫だよー」と、優しく声をかけに来てくれるも、母にガッチリ

しがみつき顔を埋めて手を繋いだまま離れず。

学校側がもう1つ椅子を準備してくれてしがみついて離れないマー坊と一緒に

児童の椅子に着席をして参加しました。


 

 順調に入学式が終わり、

次は新入生クラス写真撮影。

顔を埋めて母にしがみついたままのマー坊。


 

 


母が誘導する形で場所を移動。

今は、顔写真の合成ができるようで…

正面からの顔を撮らせてもらえれば、差し替えができるとの提案があったのですが、正面からマー坊の顔写真を撮るのも難しく…

体は母にしがみついて顔は正面を向いている写真もどうなんだろうと想像もつかず…

大きくなったら、

「こんな時もあったなー」の、

記念にもなるかな?と、

顔写真合成をお断りをして、

しがみついたままの

新・1年生クラス写真になりました。


その後、教室へ移動と続き、

教室でもしがみついて顔を上げることはなく、突然鳴ったチャイムの音に

体を小刻みに震わし耳が真っ赤になっているのに気がつき、驚いたのを覚えています。

終始手を繋ぎ、母にしがみついたまま顔を埋めて離れることなく終えた

入学式でした。