2度目の検査入院~2日目⑦ ~
今回は縫合のお話です。
先生(主治医)が部屋から去り…
ここからベテラン医師のオンステージ
さっきまでの痛みも無くなり
まだ腕の表面の麻酔も効いているので
精神的に落ち着いてきました
流れとしては筋膜を縫って、皮膚の中を縫って、皮膚の表面を縫う。という感じらしいです…
ベテラン医師は、リラックス出来る様に
看護師さんを交えてどうでもいいトークを
繰り広げてくれました
そんな中、縫合途中でベテラン医師が…
「いつも終わった瞬間、皆サーっと居なくなるんだよなぁ…」
「縫合は誰も見ていかないんだよなぁ…」
「誰か1人でも残ってくれたら縫合が楽なのに…」
とボヤく
ん???
と思って部屋を見渡すと…
あれ?
数分前まで居たはずの煽れんばかりの
ギャラリーが1人も居ない
ガラーンとした病室
部屋に居るのは…
担当看護師とベテラン医師のみ
解散早っ
筋生検の解散早っ
ベテラン医師、補助が欲しかったみたいです
あと、自分の素晴らしい縫合技術を見て欲しかったみたいです
後半は
「綺麗に縫えてるよー」と自画自賛
「でも海外では縫合しないでテープを貼って終わりっていうのが主流になって来てるんだよー」
と豆知識を教えてくれたり…
「この端をピッタリ合わせて縫うのが大変なんだよねー」
と言いながら縫合してくれました
ちなみに、
手術室ではなく筋生検&縫合を病室のベッドで
行った為、
ベテラン医師は腰が痛くなったそうです
ベテラン医師…名前はすっかり忘れてしまったけれど本当にありがとうございました
ぶっちゃけ主治医になって欲しかったです
でも…みんな知ってると思いますが…
患者に主治医を選ぶ権利はありません笑
あと、担当の看護師さん…
ずっと私の涙を拭いてくれていました
ひたすら泣いていたので涙を拭く係みたいになってました
優しい看護師さんに感謝です
次回は筋生検後のお話になります