朝、いつも新聞を読んでる上司。

『リアルに離婚するかもしれません』
と、端的に伝えた。
『えっ?!誰が?!』
『私が。。』
『どういう事?とりあえず、夕方話聞くわ!』
と、言ってくれた。

始業時間のチャイムが鳴ったが全く仕事に集中できなかった。
書庫にこもり、書類整理しながら何度も泣いた。
そこへ女性の先輩がやってくる。

『どうしたん?何かあった?!』
とても驚いた感じで聞いてきた。
言うべきか、、、
しばらく悩んで簡単に説明した。
すると、まさかのその人は泣いてしまった。
それを見て私も泣いた。
抱き合って二人で泣いた。
人のために涙を流すその先輩は本当に素敵な方だと思った。


夕方、上司に呼ばれた。
上司に説明すると
『休まなくていいの?体調崩されて休まれるのは職場にとってはいたいし、精神的にもしんどいでしょ?』
と、おっしゃった。
『仕事をしてる方が気が紛れるので来させて下さい』
と、お願いした。