ミテ・サワッテ・アソブ展のワークショップ。 | ママゲリア聖子の大阪ロマンチック

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北大阪在住、食いしん坊で呑んべえのなかよし夫婦のいろいろを記録しておきたいと思います。こんなに楽しい毎日、本当に感謝しています。

掻き落としという陶芸の技法のワークショップに参加してきました。

大阪の大川沿いの「スペースバンブー」で昨日まで開催されていた「ミテ・サワッテ・アソブ」展と題された陶芸家山口祥治さんの個展。

山口さんは長崎県波佐見で作陶されている美大の時の同級生です。


長崎の工房から、作品と共に、普段使われている轆轤や材料、道具を車に積んで大阪入りし、作品展示、実演と、さらにワークショップも開催。なかなか体験できない貴重な技法を紹介してくださいました。

16㎝直径の磁器のお皿に、黒い顔彩を塗って、シャープペンシルの芯に針金を仕込んだもので線を描くように掻き取っていくのです。

山口さんが、どうやったらワークショップで多くの人に体験してもらえるか、工夫を重ねて考えてくださったおかげで、意外に道具もテクニックもシンプルなのです。

楽しい~♪
これなら授業で出来るんではないか?

子供たちが喜ぶ様子がイメージできる楽しさです。
汚れてしまった時のリペアの方法も、消しゴムが使えたり、カッターナイフで掻き取ったり、なんとかなりそう。

黒と白のパキっと潔いコントラスト以外に、薄墨も用意されていて、ちょっとニュアンスある濃淡も足すことができます。

同級生のきよみちゃんは、自身のホロスコープの魚座に因んで魚の図案。

私は、現在高槻市の「アートギャラリーカレント」で開催中の「くらげのアート展」に展示できるように、クラゲをモチーフにしてみました。

山口さんの作ったワンコたちに見守られて。


我が家でも大切に使っている山口さんの器。今回の個展のラインナップも素敵です。

次々と新しいデザインに挑戦なさって毎回新鮮な個展になるところがさすが。






焼き物の産地佐賀県有田とは、県境を挟んですぐ近くだというこれまた焼き物の産地波佐見。夏の九州旅行の時に工房を覗いてみたくなりました。



新しいことに熱中したらお腹ペコペコ。

山口さんときよみちゃんを誘って、夕方から天満でひとり呑みしている夫と合流することにしました。

なんともレアなメンバー構成だ!

お気に入りの居酒屋「てんご」の隅っこの席で楽しい宴の時。あっという間に夜更けになってしまいました。

環状線の反対ホームから、山口さんが撮ってくれた写真。

そして、スマホのカメラのクオリティーにかなり差があるけど、こちら岸から撮った写真。エヘヘ、すんません。