中村仁美さんの森のテーブル | ママゲリア聖子の大阪ロマンチック

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北大阪在住、食いしん坊で呑んべえのなかよし夫婦のいろいろを記録しておきたいと思います。こんなに楽しい毎日、本当に感謝しています。

ミズタマ舎で開催中の、フラワーアーティスト中村仁美さんのリースの展覧会に行ってきました。

あれあれ?
よく知ってるはずのミズタマ舎の様子がいつもと違います。
おとぎ話の森に迷い込んだみたいな…そして、森を抜けると、そこには豊かな実りのごちそうが…。
というイメージで、お店全体がアーティスティックで温かな作品に設えられていました。



ことに私は、中村さんのコーディネートする森のお客様をおもてなしするテーブルの提案に息をのみました。


益子の陶芸家、久保田健司さんによるイッチンで唐草模様を描いた美しい色を持つ器と、木の実や樹皮、木の葉とのコラボレーションワークが、秀逸で。

オーバルのプレートと、下に敷いた丸いプレートに、きれいな葉っぱを挟んで、森の恵みのごちそうを盛ったプリフィクスコースのメインディッシュです。

いいなぁ。絶対真似したい。
実際には、四人前違うお料理を用意することなんて出来ないですけどね。








中村仁美さんのお名前は、友人のFacebookの投稿によく「いいね!」なさったり、コメントなさったりしているのを見ていたのですが、今回初めてお目にかかることができました。

とても美しくて、人間としての魅力に溢れた方です。

次々お客様がいらっしゃるので、あんまりゆっくりおしゃべりできませんでしたけど、心がぽかぽかしてくるような時間を過ごしました。

展示があまりにも素敵なので、お店を出たその足で、共通の知人である「cherryBerryflowers」の西田真子さんのもとに駆けつけて、
「お忙しいだろうけれど、30分だけでも時間を作って、ぜひ見に行って欲しい」
って、懇願したくらいです。
真子さんのフラワーアートもお店の空間も大好きなので、大好き(真子さん)と大好き(ミズタマ舎さん)と大好き(中村仁美さん)が合わさったらどれほどいいだろうなぁと思って。












ぜひ、ご覧になってください。
お近くの方、ミズタマ舎が気になっているんだけどまだ一度も行けてないというのなら、いつ行くの?今でしょ?です。


晩ごはん。

キノコと野菜をどっさり入れた、ソーセージの鍋です。
味付けは、オリーブオイルと塩、胡椒のみ。素材から美味しいエキスが流れ出て渾然一体に。牡蠣も加えます。

この頃、すぐにお腹いっぱいになってしまって、なかなか〆の炭水化物投入までたどり着けません。リゾットにしても、パスタを入れても、パンを浸しても旨そうなのに。

この貴重なスープを、翌朝、先日白馬のオーベルジュの朝ごはんで感激した菜花のココット風にアレンジしてみました。

スープに再び野菜を刻んで煮込み、ハムをのせて、卵を割り入れ、チーズを被せて、土鍋の蓋をして。とっても美味しかった!

見て見て~。
本日初披露。
松本のちきりや工芸店で選んだ益子焼の呑水です。

この手描きの模様が、フクロウかタヌキのおどけた顔みたい。我が家に連れてきたものの中では指折りのおふざけアイテムになりました。

ただし、お店の方のお話では、作者は「枇杷の実」っておっしゃってるらしいですが。

週に2~3回鍋をしている我が家。冬中ヘビーローテーションで登場すること間違いなしです。

牡蠣の剥き身をのせたのも、ちきりやさんで買ったお皿。添えた取り箸は、奈良井宿の「花筏」という漆器のお店で見つけたものです。

もひとつ見て見て~。
新しい箸置き。
ミズタマ舎で、珍しい黄色をあしらった豆皿を。熊本の人気作家、本郷里奈さんのものです。

ドーム状の陶蓋のついた鉄鍋で、焼きリンゴを。オリーブオイルと塩胡椒。だけど、この上なく甘い。

お土産を届けに行った実家でもらった二品。
実家の父が漬けた赤大根の漬物。
実家の母が炊いた鶏肝、玉葱、茹で卵の旨煮。
両親ともお料理好きの食いしん坊です。

こちら、トスカーナ地方で作られてきた結球しないタイプのキャベツだそうです。初めて見ました!
お鍋に入れて食べました。香りが高くてしゃきしゃき。炒めものにしても良さそうです。

そしてね、安曇野ワイナリーで購入したシードルをあけました。爽やか信州~♪

旅もいいけどね。
毎日の、おうちもいいもんです。