東京公演中の「蒼月抄」は、結局大好きすぎてハマりすぎて……ムラで8回、東京で3回観ました。
ライブ配信は千秋楽も含めて基本見ない派なので
私の花組観劇はひとまずおしまいです
たくさんドキドキして、ハラハラして、泣かせて頂きました。
なぜここまでハマったのか……
おそらく、私はこの時代の話が好きなんです。
中学生ぐらいの時から本で読んだりテレビで見たりしていました。
……源平の合戦に至るまでのもう少し前の時代から壇ノ浦まで。
若い頃は平家が悪者で義経が絶対的にヒーローだと思ってたなぁ。
スカステ映像を見ながら、ねーさんにあらすじを説明していたとき
「え?コレ義経?あの義経?」と聞き返してきたねーさんが、なんか笑えました。
そうでよね。
あーさのファンからしたら義経は「義経妖狐夢幻桜」の義経ですからね。笑
とは言え……
平安時代終わりごろの
公家の華やかさ煌びやかさや浮世離れした雰囲気と、
その公家に混ざり込むようにして徐々に存在感を出して来た男くさい武士たちの
ちょっとごちゃ混ぜになったような時代が
ドラマも駆け引きもてんこ盛りで、この時代は私は子供の頃からワクワクしたんですよね。
今回の東京公演。
まず何よりも驚いたのが
1日目と2日目とで、びっくりするぐらいお芝居が変わっていたこと。
深みが増して、でも流れがよどむことなく進んでいて、なんなら滑舌すら良くなっていて(音響さんかな?)
なんならオケまで響きが良くなっていた気がします。
ちなみに、座席の位置は両日ともほぼ同じです。
1日でここまで変わるの?
何かあったの?
なにか発表とか……それともこの日から退団者さんの楽屋前が白くなるタイミングだったのかな?
主演キャストから組配属になったばかりの最下級生さんまで………熱がすごかったです。
お芝居もショーも……
2日目の公演は本当に素晴らしかった。
もちろん1日目も良かったんですが、2日目は体感3秒で(流石にそこまではないかも
)あっという間に過ぎていきました。
観るべきものを全て魅せていただきました

冒頭に出てくる四条局の朝葉ことのちゃん。
歌がね、上手いんだわ、ほんとに。
もともと上手な人が更にレベルアップするのって、なかなか大変だと思うのですが
🎵平家にあらずんば〜
のナンバーなど、思わず「ひゃぁー」と口が開いてしまいそうになりました。
順番が前後しますが
2日目のプロローグでは早々に泣けてしまって……
舞台からの圧や想いって、多分想像以上に客席に伝わるんですよね。
平家の郎党の中では、ブルー系の衣装コンビ(太凰旬くんと遼美来くん)がすっと目を引く感じでした。
たおしゅん、お声も素敵
声でいくと、公家の女性いとちゃん(糸月雪羽)のしっとりした声はとても心地よいです。
和布刈神社でのカゲソロ、湖春ひめ花ちゃんの歌声も素敵でした。
一ノ谷の戦い場面は、私の拙い文章では書き切れないのですが
🎵押せ〜押せ〜
のナンバーとか、男役の素晴らしさを存分に浴びれて最高ですし
そこからの大階段の逆落し→まるくんの盾→銀橋のひとこさん→評定場面→銀橋美咲ちゃん
演出が秀逸なのか、音楽がいいのか、とにかく流れが素晴らしい。
義経が妙に現代的で悪者キャラになっているのが最初は違和感ありありでしたが……
ま、こういうのもアリか、と。
ずっとニヤニヤ笑ってるから、知盛目線でいくとほんま腹立つ
また今回は、かりんちゃん(極美慎)のパパ役の峰果とわさんに注目してみました。
1日目、宴の場面ではマーキューシオ並に怪我を負ったかりんちゃんばかりオペラで追っていたのですが、
最後、息子を抱えてはけていく峰果さんが、涙を堪えながら「このバカ息子が!」と言う声がマイクに入ったんです。
そうだ!峰果パパのお芝居も見なくっちゃ。
というわけで、パパに注目した2日目でした。
一ノ谷の合戦後、戻って来ない息子を険しい顔で待ちわびる姿。
「源氏から文が届いた」の言葉に、一瞬目を見開くものの、息子に関するものではなく重衡のことだったと知り微妙に落胆する姿。
重衡を生きて返してもらえるのならば……と口にする者たちに、何とも言えない苦しい表情。
宴の場面では、たおしゅん(太凰旬)に気遣われながら酒を煽り、やけになりそうな自身を必死に抑えて………
そんなときに帰ってきた、深い傷を負った息子。
息子が持ち帰った重衡の情報と伝言。
そのあたりの細やかな表現が、予想通り素晴らしくて……胸が痛くなりました。
たおしゅんが終始、峰果パパを気にかけている感じで、その細やかな小芝居もすごく素敵でした。
最後に…………
ちょっと面白ネタを書き記したいと思います。
千秋楽まで、きちんと泣きたい人は読まないでください
和布刈神社で、出陣の前にひとこ知盛さんと美咲ちゃん明子が舞います。
「明子!生きろ!」
の名台詞がある感動場面です。
そこで、明子が膝をついて知盛の手を取り
「お帰りをお待ちしております」みたいなセリフを口にするのですが………
ココね、知盛を見上げるんですよね。
2階席からだと、手をとってるのか、袖を掴んでるのか……分からないんですよね。
上目遣いで、袖を掴んでるように………
見えるんです、ええ
「知盛様」と、美咲ちゃんは言いますが
え?あれ?
瀧昌様じゃなかったっけ?とか、余計な感想がよぎるんです
美咲ちゃんも首を傾げてる?
なんだかんだ、最後に何かオチを書きたくなるのは関西人のサガなのかしら。
いや。でも本当に「瀧昌様じゃなくて?」と思っちゃったんですよね。
お許しくださいませ。