私って本当に記憶力がなくて、何かを読んだり、見たりして感動したことを片っ端から忘れてしまうんです。

なので、このブログに、読んだり、経験したりして感動したことを書き残そうと思います。

 

生活クラブ生協は現在2度目の加入で、再加入のときに「生活と自治」は購読しませんよね、って当たり前のように言われて驚いたのですが、私は専業主婦時代、「生活と自治」から様々な社会問題を学んだと思っていたので、今回も月100円の購読料を払って読んでいます。今日読んだのは7月号の益子直美さんの連載の2回目。

*************

「監督が怒ってはいけない大会」というのを2015年からやっていたのだそうです。けれどもその年に大学の監督を引き受けたときに、どんどん力をつけて関東6部リーグから3部リーグに上がってきたときに、どうすれば強くできるかわからなくなって怒りを使った指導をしてしまったそう。成果も出たけれど、それで選手の自主性を奪ってしまったと。コートの中で選手たちが話し合って動いていたのに、監督の指示を仰ぐようになってしまったと。

そうしたら益子さん自身もストレスで心臓発作を起こし手術を受けることになってしまったとか。

今では怒る指導者には「ほめるチャレンジ」をお願いしているとか。

*************

これって、子育てでも、社会人の職場でも通じるものがあるのじゃないかな。怒ってしまうと、怒られる方は萎縮してしまうし、怒る方も嫌な後味が残ってしまう。どうしたってポジティブな方向になかなか向かないような気がします。子育ての場合だと下手すると怒られる方は意固地になって言うことを全く聞かなくなることもある。「北風と太陽」って話もあるけど、相手を納得させるには威力行使するより、やさしく理由を話したり、暖かく包んで上げた方が納得させることができるってこと、ありますよね。

 

ま、私自身、すぐカーッとなる方なので、そのことを頭において「怒らない」生活をしていきたいと思いました。