昨日
遅いなぁと思いながらひーちゃんの帰宅を待っていたら
ピンポーン
と。
ドアを開けると
顔面傷だらけのひーちゃんと
同じアパートの6年生と
おばあちゃんが立っていました。
下校途中
坂道で転び
顔面を打撲したよう。
私を見た瞬間
大泣きです。
とにかく
お2人にお礼をお伝えして
すぐに手当てを。
落ち着いて
ゆっくり話をしたのですが、
本当にたくさんのお友達、上級生が側にいてくれたみたいです。
あまりにもひーちゃんが泣いていて
人が集まっていたのでしょう、
近くの子ども110番のお家の方が来てくださり
ここまで送ってくださったようです。
ケガはもちろんない方がいいのですが
なんとありがたい経験をしてきたなと
親として本当に感謝しかない経験だったなと振り返ります。
ひーちゃんの口から出てくる
たくさんのお友達、上級生の名前を聞きながら
目頭が熱くなりました。
それだけもしかしたら
みんなも同じような経験をしてきたのかもしれないなと。
今朝
学校まで送っていくと
昨日心配して側にいてくれたであろう
6年生が
「大丈夫だった？」
と駆け寄ってくれて😭
みんなにありがとうをお伝えしました。
話をしていると
やはりみんな
娘以上の大ケガを同じ坂道でしていた経験を話してくれました。
「傷あとは消えるよ。」
「コロナでマスクだから隠せるね。」
などとひーちゃんを励ましてくれました。
今回の件で
またひーちゃんも大きく成長しただろうなと思います。
人との関わりの中でしか
成長できない部分が。
一応朝から永久歯に影響がないかレントゲンを撮りにいきました。
異常はなくホッとしています。
歯医者さんに行く道中、
いろいろと話をしました。
今日は放課後、こどもコーチングの日で
昨日はケガ直後すぎてさすがに習い事をお休みさせていただいたのですが、
「今日はどうする？」
と聞くと、
「ママがいてくれたらする。」
と。
「分かった。コーチにケガのこと自分で話す？」
と聞くと、
「うん。静代さんが子どものころ助けてもらったことある？って聞いてみる。」
と。
そうかそうか。
いろいろと思いがあるんだろうね、きっと。
「静代さんはひーちゃんの友だちみたいな感じなの？」
「うーん、友だちっていうか、親友かな。」
「親友って？」
「静代さんはさ、困ったときに、話をすることで助けてくれるでしょ。」
「そっか、じゃあ、困ったときに話をすることで助けてくれる人が親友？」
「うーん、それだけではないけど、静代さんはそう。」
「そっか。」
実際には会ったこともない画面越しにいつも見るコーチは
《話をすることで何か感情を得られる相手である》
という認識があるんだなと感じました。
親友という感覚を持って関わっているとしたら
自分のことを話したい、聴いてほしい、
と毎回思って画面の前に座っているんだろうな。
親友に会う感覚
かぁ。
実は、今日、たまたま
こどもコーチングが来週に延期になるかもしれなくなり、
帰宅したひーちゃんに
コーチング今日はお休みになるかもしれない
と言い終わる前に
「いやだ、やる。」
とはっきりと言いました。
母親の勘ですが
そう言うだろうな、
今日ばかりは話をしたい！
と言うだろうなと思い
わがまま母さんになって
静代さんに10分だけでも話を聴いていただけないかお願いしておりました。
お忙しい中
なんとか時間を作ってくださいました。
今回はひーちゃんの希望で
側にいましたが
ケガしたときのこと
助けてもらったときのこと
話したいことを話し、
静代さんは助けてもらった経験はあるか、
誰か助けたことはあるか
など、
聞きたいことを聞いていました。
あらためて
ケガをしたことは悲しかったかもしれないけど、その中でよかったことがあったかどうか聞かれて
自分の中で今回の経験を整理して
答えていました。
1つ1つの経験を
こうして流さず拾って次につなげてあげられるような関わりは
私1人では到底無理だな
と思いましたし、
私じゃないからこそ
拾ってもらえるものが必ずあるんだと
あらためて感じることができました。
自分が選んで関わっている人と関わる自分のことを大事にしてもらえている
と感じるからこそより相手を信頼して
関係性を深めていくのだろうなと思いました。
母親の人間関係の幅は
子どもの人間関係の幅に大きく影響を与える
と、
今回の経験でまた学ぶことができました。
こどもコーチングが終わり、
「静代さんと話してどうだった？」
と聞くと、
「話したいこと話せてよかったーー！」
と言って、外に遊びに出ていきました。
ひーちゃん、
ケガは痛かったし、なかった方がよかったけれど、
それによって得られたものが大き過ぎたよ。
本当にありがとう。
本当に…✨
そして
静代さん
ひーちゃんのコーチでいてくださり
ありがとうございます😭
こどもコーチングスクール
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