うふふ Kurashiki -2ページ目

うふふ Kurashiki

倉敷の美味しいお店を探検します。
時々インテリアのことなども。

この整骨院には、とても興味を持っていました。


整骨院自体はそれほど大きくないんだけど、広くとってある駐車場には、朝から晩まで いつも車が何台も停まっていて、とっても繁盛している様子なんです。


建物の構造上 中はまったく見えないので、その中がどんな風になっていて、どんな人が働いていて、どんな世界なのか うかがい知ることはできず、車で通るたびに、1度は行ってみたいなあと思っていました。


そんな時。


前にくじいた足首が、痛くはないけど なんだか動かしにくいと言い出した娘。


確かに、くじいてない方の足首と比べると、動きが悪い。


これはチャンス!!!


整骨院に行く機会が、ついに到来ー!


ということで、娘を連れて行ってみることに。


「 どんなとこだろうな・・・おじいちゃんやおばあちゃんばっかりで、場違いな感じになるのかなぁ・・・ 」


と思いながら、入口の扉を開けた瞬間に


「 おっはようございますっ ! 」


とっても大きく、弾んだ声で、満面の笑みの受付嬢に迎えられて、ちょっとビックリ!


予期せぬ威勢の良い挨拶にびっくりしながらも、ああ良い空間に来たんだなあと思いました。


手続きを済ませると、さっそく中に通されました。


カーテンで仕切られたベッドが何台か並んでいて、そのうちの1つに娘が横になると登場したのが 「 先生 」 と呼ばれる男性。


30代後半くらいかな?と思われるその先生が、これまた ものすごく元気よく


「 おはようございますっ! よろしくお願いしますっ! さてっ! どうされましたかっ? 」


颯爽と登場した先生は、長身で骨太、背筋もピンと伸びているから、その存在感が余計に大きく感じられます。


娘の足首のことを伝えると、なるほどなるほど・・・ここは痛い?これはどう?と言いながら、じっくりと診察してくれます。


さきほどの威勢の良さとはうって変わって、静かに、丁寧に、少し難しい表情で娘の足首をこねくり回す先生。


この緩急がたまらない。


足をくじいた時の痛みを無意識にかばっていたせいで、関節がちょっと硬くなっているようだと。


先生と入れ替わりで、助手?のような女性が来て、娘の足首に電気を当ててくれました。


足首に電気を当ててもらっている間に、先生は他の患者さんの診察やマッサージなんかをされていて、そのやりとりが聞こえてきます。


活のこもった大きな声でスカっと挨拶をしたら、ふと静かになって診察をして、マッサージ。


マッサージが始まると、患者さんたちは、実によくしゃべります。


花見でとても良い場所が取れて嬉しかった話や、パート先の上司どうしがやりあってえらいこっちゃの話。


そして、そんな話に対して、先生が絶妙な合いの手をうちながら聞いていくんです。


先生が聞き上手だから患者さんはもっと話したくなって、たくさん話すから先生も患者さんの背景をよく把握されてます。


そしてマッサージが終わると、また元気のよい大きな声。


「 はいっ! ではっ これで終わりましょうっ! 来週もう1回診させて下さいっ! では失礼しますっ!」


このメリハリがたまらない。


娘は電気のあとに超音波とやらも当ててもらい、その後先生が関節をやわらかくするリハビリをしてくれました。


「 関節にぐっと負荷をかけて、ふっと緩めた瞬間に、関節がやわらかくなるんです。 」


そう言って、娘の足首を押さえながら、


「 さあ!こっちに向かって蹴りだして! 1! 2! 3! もうちょっと! 強く! そうだ! よし! あと3回! 今度は反対だー! 」


この熱血さがたまらない。


リハビリが終わると、明らかに娘の足首がよく動くようになっていて感動!!!


「 はいっ! 良くなりましたねっ! これで終わりましょうっ! また足に痛みがあったりしたら来て下さいっ! 足以外、腰でも肩でも何かあったらお越し下さいっ! ではっ! 失礼しますっ! 」


これから毎日毎日整骨院通いが始まるのかと思いきや、そうではなくて、成果が出たので もう来なくて大丈夫ですよ というスタンス。


この引き際のよさもたまらない。




娘にとっても、私にとっても、初めての整骨院体験。


とても良い時間を過ごした気持ちでいます。


人足が絶えない整骨院の理由も、わかったような気がします。


元気よく迎え入れられ、丁寧に診察をしてもらい、熱のこもったリハビリを受けながら、人によっては先生とのトークを楽しみ、気持ちよく送り出される。 


必要なシリアスさを残しつつ、先生とスタッフたちがつくる活気あふれた、良いエネルギーに満ちているその整骨院は


つくづく  「 良い場所 」 だなあと思いました。