昨日ブロ友の
むぎさんの記事を読んで
思い出した悲しい話
まだ双子の姉の子供たちが
幼稚園の頃
姉は
ある駅の真ん前のビルに
住んでいた
駅まで徒歩数秒
ある朝
トイレに入っていると
窓の外から
電車の音と
男性の叫びが聞こえてきたそうだ
トイレが１番
駅の騒音が聞こえる場所で
事故か
と思ったそう
気になったけど
怖がりな姉は
家にいたんだけど
次の日だったかな
子供たちを(姉の子供は男女の双子)
幼稚園に送っていったら
ママ友さん達から
昨日の駅での顛末を
聞いたんだって
姉もよく知っていた
ママ友さんのひとりが
まだ赤ちゃんの息子を抱いて
幼稚園の娘の手を引いて
電車に飛び込んだって
ママ友さんと赤ちゃんは
即死
幼稚園の娘は
両腕切断の大怪我
旦那さんは
駅のホームで
何でだよぉ‼️
何でなんだよぉぉぉ‼️
と叫んでいたそう
姉が聞いた叫び声は
この旦那さんのものだったの
旦那さんが
多額の借金をしていて
どうにもならなくなって
そのママ友さんの実家に
お金を借りれないか
聞きに行くところだったんだって
どんなに辛かったろう…
どんなに悩んだろう…
でも
子供を巻き添えにしちゃ
ダメだよ
旦那さんを憎んだんだろう
旦那さんのもとに
子供たちを置いては
いけなかったんだろう
わかるよ
わかるけど
そんなのは
そんな気持ちは
自分ひとりのものでしょ
借金あったって
子供たちは大人になって
自分たちなりに
幸せを掴んだかもしれない
夢を持って
それを叶えて
大きく世界に
羽ばたいたかもしれない
無限の可能性を
母親が潰しちゃ
ダメだ
死を選ばないで欲しかった
生きて
生き抜いて
子供を守る
母親でいて欲しかった
辛さは
その人自身でしか
わからないけれど
同じ世代の母親として
考えさせられる出来事でした