こんにちは。

暖かいを通り越して、暑い日も出てきた今日この頃。

朝晩の気温の差が激しいので、体調も崩しやすいですよね

肌も過敏になっているかもしれません。

特に妊娠中は症状が強く出ることもあるので注意が必要です。



このブログでは妊娠線ケアを中心に

マタニティケアについて色々な角度からお話ししています



今回は、肌が敏感になっている時期に選ぶことの多い

「無添加」クリームについて

本当に安心できるの?ということを解説していきたいと思います



よく目にする「無添加」の意味
無添加

妊娠線予防クリームだけでなく、

様々な化粧品に使われている「無添加(additive-free)」という言葉。



パッケージや商品のHPに目立つように書かれていることも多いですよね。



無添加という表示を見て

「添加物が無いから安全!」と思って選ぶ方もいるのでは??



でもちょっと待ってください

成分表示はちゃんと見ていますか?


というのも「無添加」は

「添加物ゼロ」とか「添加物が何も入っていない」

という意味では無いのです!



香料や着色料など、なんらかの成分(実質的には主に旧表示指定成分*)が

1種類でも入っていなければ「無添加」と表現できます。

*旧表示指定成分:体質によってアレルギーなどの皮膚トラブルを起こす恐れのある成分のこと。
102種類の原料に香料を加えた合計103種類。現在は制度が変わり、全成分表示が義務。



つまり、「無添加」だけ書かれていても

どの成分が入っていないのかは分かりません。




避けたい成分とは?
実験

「無添加」だけでは何が無添加なのか分かりませんが、

逆にきちんと「○○無添加」と書かれていると安心です。



特に妊娠中は、普段よりも成分を気にしたいところです。

では、具体的に避けた方が良い成分とはどんなものでしょうか。



界面活性剤
水と油

本来なら混ざらない性質の水と油。

界面活性剤は、その二つの間を取り持って混ぜ合わせることができます。

キッチン洗剤はそのおかげで油汚れを落とすことができるのです。



油分と水分をくっつけることができるので

界面活性剤は化粧品にも欠かせない存在となっています。

手荒れを起こす原因として認識している方も多いと思うので

界面活性剤が化粧品に含まれているのはちょっと意外ですよね。



ただし、界面活性剤と言っても種類は色々。

その中でも原料分類で石油由来の「石油系界面活性剤」は一番避けたいものです。

人工的に合成された「合成界面活性剤」も良くないと言われています。


こうした成分は「無添加」のものを選びたいですね。



界面活性剤が完全無添加の画期的な妊娠線予防クリームも出ていて、

それなら肌のバリアを壊すこともないので本当に安心です

こちらのミルポッシェオーガニクスのクリームについては後述しますね。



香料
香料

妊娠中は匂いに敏感になっているので、

妊娠前に好きだった香りにも注意が必要です。


特に人工香料だと不快に感じることも多いかもしれません。


また、「匂いがダメ」とそんなに感じていなくても、

やはり強く香るものや合成香料はお勧めできません。


人が香りを感じるのは、揮発した化学物質が

鼻腔内の嗅覚受容体にキャッチされるため。


強い香りを感じるのは、

多くの化学物質を体に取り込んでいるということなのです。



妊娠線予防クリームだと強い香りのものは少ないと思いますが、

海外製品やボディクリームでは注意しましょう。



鉱物油
オイル

クリームなどに含まれるオイルは、

大きく分けて 動物油・植物油・鉱物油の3種類。


その中の鉱物油(=ミネラルオイル)は石油由来のものです。


医療用として使われるワセリンなども鉱物油なので、

それそのものが危険というわけでは無いのですが

お肌には浸透しません



また、使用量によっては皮膚内部の油分を吸着して乾燥を招くことがあります。


妊娠中はホルモンバランスの関係で、

ただでさえ乾燥しやすいので、

鉱物油にも気を付けたいですね。


妊娠中に安心して使えるのは植物油で、

お肌との親和性も高いと言えます。

中でもホホバオイルやオリーブオイルは人の肌に近くお勧めです。




合成ポリマー
ポリマー

ポリマーとは、分子量が1万以上の巨大分子のことで、

タンパク質や天然ゴムなど、天然のものもあります。

それを人工的に作ったのが、

プラスチックやシリコンなどの合成ポリマー。


合成ポリマーを使用することで、

塗り心地の良いクリームや乳液を安価で作ることができます。


しかし、一見塗り心地が良く肌がツヤツヤしていても、

大事な成分が浸透しているかというとそうではありません。


合成ポリマーが皮膚にペッタリと張り付いているので

健康な皮膚にいる常在菌が住みにくい環境になってしまい、

結果的に肌が荒れてしまいます


しかも、合成ポリマーは強いクレンジングでないと落ちません。

クレンジングでも肌に負担がかかってしまうので、

いいことがありませんよね。



妊娠線予防クリームは伸びが良いものをお勧めしますが、

合成ポリマーやシリコン無添加が良いですね。



妊娠線予防クリームは不安な成分無添加のものを!

ここまで見てきたように、クリームや化粧品の中には

妊娠中の肌には不安な成分も結構たくさんあるのです。

こうした好ましくない成分が「無添加」の

妊娠線クリームをいくつか紹介しますね。


ミルポッシェオーガニクス
ボディケアクリーム

ミルポッシェオーガニクス_ボディケアクリーム 160ml/¥2,700+税


界面活性剤・合成着色料・合成香料・防腐剤・

鉱物油・エタノール・合成ポリマー・シリコーン

の8つの成分が無添加の安心な妊娠線予防クリーム。

特殊な技術を使い、天然系の界面活性剤さえも不使用なのです!

界面活性剤は皮膚のバリアを壊して肌荒れを起こす原因にもなるのですが

完全に無添加だとその心配がありません。

日頃から肌の弱い人にもお勧めできる妊娠線予防クリームです。



ノコア
nc1
ノコア_アフターボディトリートメントクリーム 150g/¥6,980(税込)


合成界面活性剤・パラベン・アルコール・鉱物油・合成香料・

合成着色料・動物性原料・紫外線吸収剤・サルフェート・PG

の、10成分が無添加とHPで記載されています。
※天然系の界面活性剤は使用されています。

最新の美容・保湿成分配合で、妊娠線ができた後のケアもOK。

お値段はちょっと高めです。



ママ&キッズ

mak29_p01
ママ&キッズ_ナチュラルマーククリーム 470g/¥7,850(税込)


石油系界面活性剤・香料・着色料・

アルコール(エタノール)・パラベン・鉱物油


の成分が無添加と記載されています。
※天然系の界面活性剤は使用されています。

雑誌などでもよく取り上げられるので、

知っている方も多いのではないでしょうか。

ポンプ式のボトルで使いやすく、人気があります。



まとめ

いかがでしたか?

無添加と言ってもその内容は様々。

妊娠中には、なるべく刺激となる成分が入っていないものを使いたいですよね。

有効成分の方だけでなく、何が無添加なのかもきちんと見極めて

妊娠線クリームを選んでみてくださいね