台風が去り、急に寒くなってきました。

被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 










 

まだまだ暑かった9月。


こうちゃん、人知れず?EBウイルスと戦っていましたゲホゲホ

 



EBウイルス (Epstein-Barr virus) とは

大人になるまでにほとんどの人が感染するありふれたウイルスです。


感染経路は主に唾液。


そのため、kissing diseaseと言う呼び名があったりもしますが

別にキスしてもうつらない人はうつらないし

スプーンの共有でうつったりもします。


私も変なタイミングで感染したので

その名前は偏見を呼ぶからやめていただきたいパー

 





話がそれました。。

 



それで、このEBウイルス

感染した時の症状の程度が人によって全然違うのです。



多くの人(特に小さいうち)は軽い風邪症状が出る位で知らずに感染しています。

 


しかし、大人になってからや、一部のお子さんの感染は


・数週間の高熱

・長いと月単位に及ぶ倦怠感

・咽頭痛

・リンパ節の腫れ

・肝障害

・皮疹

・脾臓の腫れ   等


「風邪」ではおさまりきらない症状を呈します。

※この場合「伝染性単核球症」と呼ばれます。

 



診断は

症状と採血で行います。

血中に異型リンパ球というのが出現すれば疑わしく

確定診断はEBウイルスの抗体確認です。

 


ちなみに特別な治療法はなく

多くは安静にして解熱剤を使いながら時が過ぎるのを待ちます。



まれに外からぶつかった衝撃で腫れた脾臓が破裂したり、慢性感染を起こし悪性化してしまう事があるので、

やはりただの風邪よりたちが悪いです。

 






 

今回のこうちゃんは


風邪の症状もなく高熱が三日続いたので

細菌感染(尿路感染)や違う原因があっては困ると思い

かかりつけの子供病院を受診させました病院



その時の採血で、肝障害(AST900位!)がわかり


原因不明の肝障害だ!


と慌てましたが、


首のリンパ節も腫れていたので、

EBっぽいなぁ…

と経過観察。


フォローの外来採血で抗体も確認し、診断に至りました病院

 




2週間以上39度近い発熱が続き、


何でまたこうちゃんはこんな辛い目に・・・


とかわいそうでなりませんでしたが

その後は増悪することなく

無事乗り越えることができましたニコニコ

 


ざっと4週間近く療育センターをお休みしたので母は環境を整えるのが大変でしたタラー


ばあばよ、色々ありがとう口笛

 



でも治ってよかったキラキラ

 



こうちゃんは

同年代の元気に動き回れるお子さん達より体格がしっかりしているので

体力はそれなりにあるのだろうな

と、また一つ息子のよいところを発見できました!

そのせいで重いのですが笑

 


 

まだ完全には復活できていないようで

金曜日になるとお熱が出たり

いつもより日中眠りこけたりしていますzzz



ずっと家で休ませているとそれはストレスのようなので

こうちゃんのほどほどを見極めていきたい今日この頃です。

 











 

インフルエンザが流行してきました。

担当しているクリニックの外来では毎回インフルエンザ検査陽性の患者さんに出会っています。


皆さんも体調管理、お気をつけください!

 









ママのお友だちと娘さんが

こうちゃんに会いに来てくれましたハート

お名前呼びながらマッサージしてくれてありがとうおねがい




 




色々お利口さんになってきたリトル君


曲の鳴る絵本に合わせて沖縄のカチャーシーのように踊っていますハイビスカス



(どんなに頑張って画像を切っても家の汚さが隠せませんでしたアセアセ)