転倒転落
病院で働いているとよく聞く言葉
高齢者や子供たちが転ばないように、ベッドや椅子から落ちないように。
看護師さん達は日々この予防に追われています
万が一それが起これば、
打ちどころが悪くないかの診察、
必要があれば検査を行い、
ご家族に状況をお伝えし、
再発防止の為に皆で検討していきます。
そして、
我が家でも最近
転倒転落
が立て続けに起こりました
①転倒
それは6月某日。
夕食後に歯磨きをしていた私は、ふと息子が玄関に降りて靴をなめようとしていることに気付きます。
「息子~、汚いからやめようよー」
私は歯ブラシを口にくわえたまま、息子を後ろから抱えて居間に入ろうとしました。
その時です!!
うわっ!!
大して磨いてもいないはずのフローリングに足を滑らせ、息子共々前にバランスを崩しました
1人ならば、なんてことはない。
手をつけばただの未遂に終わったところ。
しかしその日は両手に息子。
両手を床につこうとすれば、息子を床に落としてしまう。
そのまま前に倒れれば、息子に私の全体重が乗ってしまう。
しかもリビングのまさに入り口。
左右に逃げ場もありません。
膝っっ!!
そうです。
前傾姿勢で着地できる点は私の両膝しかありませんでした。
ドンッ!
鈍い音と共に、両膝で二人分の体重を受け、
何とか息子を押しつぶさずにすみました。
それでも息子は扉の縁に頭をぶつけ大泣きです
みるみるたんこぶができ、私はかなり焦りました。
幸いすぐに泣き止んでくれた為、息子はよしと判断しました。
私はというと、
その後しばらく歩くこともできず、
2時間後にようやく立って、痛みをこらえつつ膝を曲げられるようになりました。
あぁ、明日も腫れてたら整形外科でレントゲンを撮ってもらおう・・・
翌日には痛みもひき、息子を抱っこできるまでに回復しました。
ただの打撲ですんでよかったよかった。
数日間は両膝にくっきりしっかり大きな青あざが残りました。
②転落
こちらは先週末の出来事。
珍しく朝から息子と二人で公園に出かけていました。
誰もいない公園。
よし、ブランコしよう!
私が座って、息子を抱え、足をついたままユラユラしていました。
いひひひひー
喜ぶ息子。
調子にのる母。
うわぁっ!
と思った瞬間、今度は後ろにバランスを崩しました
1人なら、なんてことはない。
両手でブランコにつかまれば、ただの未遂に終わったところ。
しかしその日は左手に息子、右手にブランコ。
左手を離せば息子は勢いよく落っこちます。
頭っっ!!
そうです。
その後傾姿勢で着地できる点は私の後頭部しかありませんでした。
ごん・・・
あぁ、今日は大晦日か
鐘の音のような鈍い音が響き渡り、後頭部で二人分の体重を受け、何とか息子を放り投げずにすみました。
それでも息子も頭をぶつけ泣いています
今度も瞬間的に泣き止んだため、息子はよしと判断しました。
私はというと、
その後気分が悪く、
家の外までおーちゃんに迎えに来てもらいました。
あぁ、あと数時間気持ち悪かったら脳神経外科でCTかMRIを撮ってもらおう・・・
帰宅後、
親子共に頭から砂まみれだったためシャワーを浴びると、腰のあたりを大きく擦りむいていることに気付きました。
頭を打った痛みと動揺から、それまで全く気付いていなかった事にびっくりです。
睡眠不足もあったため、そのまま少し朝寝をし、起きた時には気持ち悪いのは治まっていました。
同じく帰宅後に気付いた首の違和感は数日続きました。
職場の理学療法士さんにその話をしていたところ、
息子の体重が重くなってきていることはもちろんだが、失調がある子供はただでさえもぐらぐらしている為、抱っこしている親も重心が一定せず、健常の子を抱っこするよりも不安定で大変だと言われました。
・・・納得。
再発防止策
・私の筋力トレーニング。
・不要な抱っこは避ける。
・若くないことを自覚する。
皆さん、転倒転落には気を付けてください